きょうの聖教新聞  2008・4・29

★名字の言

▼月刊誌「潮」の連載小説「へいしゅうせんせへー細井平州」が好評だ。人気作家・童門冬二氏の書き下ろし作品

▼平州は、江戸時代の封建社会にあって「民衆の幸福を根本とせよ」と訴えた教育者であった。小説も、江戸の両国で、庶民を相手に自らの学説を講演する場面から始まる

▼なかでも、平州は「実践」を重んじた。学んだことを実行に移さなければ、学問をする意味はないーこの信念は終生、変わらなかった。やがて彼は、後に米沢藩主となる上杉鷹山の教育係を担当する。「貞観政要」など万般の学問を学んだ鷹山は、師の教えを実践に移し、危機的な状況の藩を大改革。まさに、師弟一体の大事業といってよい。名誉会長は、この二人の闘いをスピーチで紹介している

▼平州の出身地・愛知県東海市に立つ市立平州記念館。敷地には、平州が米沢で手植えした、寒椿から挿し木された「師弟椿」が育っている。昨年、この椿の挿し木が、中部青年部に寄贈された

▼同館の名誉館長でもある童門氏は語ったことがある。「創価学会は師弟を大事にされている。すごいことです。師弟の精神がみなぎる限り、学会は発展されると確信します」と。師弟という最高の人生道を歩むーこれ以上の幸福はない。( 和 )

★立宗の日を慶祝 192ヶ国の平和の大連帯
 名誉会長は創価学会第2別館
 原田会長は学会本部で勤行会

★わが友に贈る
 打って出る時こそ
 「前前の用心」を。
 油断は禁物。
 安全第一で!
 無事故第一で!