きょうの聖教新聞  2008・7・10

★名字の言

▼人生に試練はつきもの。だが、それを嘆いて逃げてしまうか、真正面から向き合うことによって、人生は大きく変わってくる

▼「進行性筋萎縮症」と診断された壮年。朝、目が覚めると“きょうで体が動かなくなるかも”との恐れが胸を占める。不安を吹き飛ばすように真剣に祈る。体調に配慮しながら、広布の活動に参加。“現場”には、悩みのない同志は一人もいなかった。“自分だけが苦しいのではない”と気付く

▼壮年は、他者の幸福に尽くすなかに、自らの指名を輝かせる生き方があると実感。現在、車いすでの生活だが、同病で悩む人や家族の励ましに出かける。「ほっとけないという思いが、自然と体を押してくれます。病気は治らないかも知れませんが、病魔に負けない心は築けることができる。それを教えてくれた信心と病気に感謝です」

日蓮大聖人は、病に伏す大田入道を、こう励まされた。「御痛みの事一たびは嘆き二にたびは悦ぶぬ」(御書1009ページ)。同苦されるとともに、病をさらなる成長の機会とするよう訴えている

▼一切の試練をも成長の糧としていける人に、愚痴や不満はない。すべてを前進のバネに!-この強い思いこそ、自らに人生を飾り、他者に希望を届けていくことになる。( 知 )

★師弟の月・青年の月を勝ち飾れ
 全国で躍進の座談会

★わが友に贈る
 体験こそが
 友を鼓舞する。
 リーダーは
 自らの勝利の劇を
 大確信で語れ!