きょうの聖教新聞 2008・1028

★名字の言

▼「気持ちがのっていなくては、いくら話し上手でも何にもならんさ。心がこもっていなくちゃあね、胸にグッとくるものがなくてはだめだ」(池内紀訳)。ゲーテが戯曲『ファウスト』第1部を発刊して、ちょうど200年になる

▼一人の人間の心を動かすものは、上っ面だけの褒め言葉でも、薄っぺらな同情でも、弁舌でもない。太鼓をつまようじで叩くよりも、バチで叩いた方が大きな音がでる。方法ではなく、相手を思う大誠実の心だ

▼では、その大誠実を伝えるにはー。大聖人は病に伏していた門下に「書では言葉を書き尽くすことができない。さまざまな事柄については、お会いした時を期して話しましょう」(御書1012ページ、通解)と。激励だけではない。悪僧の邪義を正すにも、大聖人は“直接、会って語る”ことを大切にされた

▼「戦いとは、『人に会う』ことである。『人と語る』ことである」と池田名誉会長。心に描いたことは、自身の言動を通してしか伝わらない

▼語った分だけ、仏縁を結ぶことができる。仏縁を広げれば、自身の境涯も広がる。“あの人に会えるのは今しかない”と心に決め、今日も友情を広げたい。 ( 高 )

★50カ国に広がる国際詩人団体 世界詩歌協会がインドで開催
 SGI会長の傘寿80歳を祝う詩人会議

★わが友に贈る
 「師子王は前三後一」
 我らの前進は
 常に真剣勝負!
 すべてに全力で
 人生を勝利せよ!