2008-11-01から1日間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2008・11・1

★名字の言 ▼一雨ごとに秋が深まる。風は澄み、光は輝き、木々は色づく。四季の移ろいに触れ、さまざまな思い出もよみがえる。それが人の、人たるゆえんではなかろうか ▼江戸中期の文人・本居宣長は『真暦考』と題する書物において、季節と結びついた「心の記…

きょうの聖教新聞  2008・10・31

★名字の言 ▼カメは、前にしか進むことができない。ひざが前に曲がっているから後ろには進めないという。「ウサギとカメ」の話では、ウサギが昼寝をしたため、カメが競争に勝ってしまう。やはり、着実に歩みを進めた方が勝ちである ▼カメのように小さな一歩だ…

きょうの聖教新聞  2008・10・30

★名字の言 ▼詩人を、詩人が讃える。その時、自らと詩が生まれる ▼17世紀の詩人ミルトンを、19世紀の詩人ワーズワースが、こう讃えた。「ミルトンよ、汝この時、生きてあれかし 英国は今汝を要す、彼女は今 汚水の沼なり」。ミルトンの純粋な信仰心こそ、…

きょうの聖教新聞  2008.10・29

★名字の言 ▼「研究は、やり始めたらやり遂げることが大事」。ノーベル化学賞の受賞が決まった下村脩博士は、答えを得るまで徹して研究を続けた。その情熱に、思わず襟を正した ▼一つのことをやり続ける。トップ棋士の谷川浩司九段は、その大切さを先輩棋士か…

きょうの聖教新聞 2008・1028

★名字の言 ▼「気持ちがのっていなくては、いくら話し上手でも何にもならんさ。心がこもっていなくちゃあね、胸にグッとくるものがなくてはだめだ」(池内紀訳)。ゲーテが戯曲『ファウスト』第1部を発刊して、ちょうど200年になる ▼一人の人間の心を動か…

きょうの聖教新聞  2008・10・27

★名字の言 ▼「青年・勝利の年」の開幕へ、青年部が勢いよく前進している。前へ前へ。そこには停滞も迷いもない。使命の道をゆく青年の心が燃えている ▼「東には霞たなびくたえまより・かりがね」「西には紅葉常葉に交ればさながら錦をおり交え」(492ペー…

きょうの聖教新聞  2008・10・26

★名字の言 ▼教育本部の教育相談室が40周年を迎えた。現在、全国34ヶ所にあり、現役教員と教員経験者の約900人がボランティアで運営。来談者数は、通算34万人を超えた ▼「あなた(教員)の専門性を地域に生かしていただきたい」。1968年、池田名…

きょうの聖教新聞  2008・10・25

★名字の言 ▼多くの人が、その美しさに心を奪われるダイヤモンド。鉛筆の芯や炭と同じ炭素原子からできているにもかかわらず、自然界の物質の中で最も硬く、かつ、きらめく光を放つのは、なぜか ▼その理由は“原子のつながり方”にある。地球の奥深くで2000…

きょうの聖教新聞  2008・10・24

★名字の言 ▼12月で生誕130年を迎える明示の歌人・与謝野晶子。『みだれ髪』などの文学活動はもちろん、女性の地位の向上に尽くしたことでも知られる ▼晶子の一番の功績は、女性が社会を動かす大きな力となる先見を示し、女性的な原理ー平和、平等といっ…

きょうの聖教新聞  2008・10・23

★名字の言 ▼「お母さんは○○です!」○○に言葉を入れて、皆で発表し合う。「お母さん業界新聞」の藤本裕子編集長は講演した折、必ず会場で行うそうだ(9月17日付、教育欄) ▼「お母さんは太陽です」「お母さんは元気です」「お母さんは忙しいです」・・・発…