きょうの聖教新聞  2008・11・4

★名字の言

▼「やる気」が起きない、と言う人が増えている現代。では、「やる気」を出す方法はあるのか?-今、話題の脳学者・茂木健一郎氏が、ある番組で、その秘訣を語っていた

▼各界で成功を収めている達人、プロたちの言葉や振る舞いを通して思うことは、まず、はっきりとした「目標」を持つことだという。しかも逆境の中でやる気を保ち、栄冠を勝ち取っていくには、心に「師匠」がいることが重要である

脳科学的には、目標となる師匠の良き振る舞いを見ていると、脳内の「ミラーニューロン」という神経細胞が反応し、弟子の自分も同じように振る舞うようになるという。それが知らず知らずののうちに、能力アップ(成長)にもつながると考えられている

▼師弟の関係は、師匠が「針」であり、弟子は「糸」だと言われる。だから戸田先生は牧口先生の、そして池田先生は戸田先生の広布のすべての構想を実現するために、命を懸けてきたのである

▼師匠を持つことが、いかに大切で幸福であることか。師匠とは「闇の中『灯火』のような、船が難破しないための『錨』のような存在」(ガンジー研究の大家、ラグクリシュナン博士)。故に、日々、心の師匠と語らい進む人生に、行き詰まりはない。( 奨 )

★ドイツ ベルリンで3500人の平和総会
 池田博士の対話に学べ
 人間性こそ人類を結ぶ根本の価値

★わが友に贈る
 信頼こそ宝。
 今いる場所で
 「いなくては
 ならない人」に!
 大誠実を貫け!