きょうの聖教新聞  2008・11・7

★名字の言

▼ドイツの首都ベルリンにあるテンペルホーフ空港が先週、85年の歴史に幕を下ろした。第2次大戦後、ベルリンは東西両陣営によって分割統治された。1948年、ソ連は西ベルリンへの陸路を封鎖。西側諸国は食料などの大空輸作戦を展開したが、その舞台となったのが同空港だ

▼冷戦終結から明年で20年。今、旧東ドイツ地域でも多くのSGIメンバーが活躍する。ベルリンでは本年6月、新会館が誕生。先月には3500人の総会が行われ“平和の都”建設へ進む友の喜びがはじけた

▼「私たち人間は物質的な繁栄だけでなく、人間自身のことに、そして人間の連帯、『共に生きる責任』について関心を持たねばなりません。SGIはそうした方向へ努力しておられる」。91年、統一ドイツのブァイツゼッカー初代大統領は池田名誉会長に語った

▼その言葉は体制の違いを超え、人間の生き方を問いかけるものであった。物質主義を超えて、人間性や共に生きることが重要視される社会へーこの流れは、今回の米国大統領選挙にも見られた

ベルリンの壁は民衆の手で壊された。人間が生んだ問題を人間が克服できないはずがない。人間の善性を磨き、社会を良い方向へ変革していく。それが私たちの挑戦である。( 駿 )

アメリカ ボストン21世紀センターでセミナー
 著名な学識者、学生150人が参加
 SGI会長のハーバード講演 「生も歓喜、死も歓喜」の哲学に賛同

★学会歌『紅の歌』の新歌碑
 「四国の日」に晴れの除幕式

★わが友に贈る
 「ほむれば
 弥 功徳まさる」
 頑張っている人を
 ほめよ!讃えよ!
 確信と勇気の励ましを!