きょうの聖教新聞  2009・1・20

★名字の言

▼「つらい」と「しあわせ」を漢字で書くと、「辛」と「幸」。成り立ちは違うが、「辛」は上部に一本、横棒を足せば「幸」になるから、詩人・星野富弘は「もう少しで幸せになれそうな字」と歌った

▼病気、挫折、事故、災害など大なり小なり試練に見舞われるのが人生の常。だが、じっと苦難が通り過ぎるのを待つばかりでは、心が辛さに凍て付いてしまう。大切なのは反転攻勢。どう勝ち越えていくか

日蓮大聖人は病に悩む友と、その家族を励ました。「あなたの家に病気の人がいるというのは、本当でしょうか。(それが本当だったとしても)よもや鬼神の仕業ではないでしょう。十羅刹女が(あなた方の)信心を試しておられるのでしょう」(御書1544ページ、趣意)。そう、いかなる困難も“試されている”“信心を深めるチャンス”ととらえ戦う心の中に、一切の勝利の因が芽生える

▼池田名誉会長は「功徳は、さまざまな形で表れる。その時には罰のように思える試練によって、幸福の道が開けていく場合もある」と語っている。だからこそ、私たちには嘆きも諦めも必要ない

▼必要なのは、勝つまで戦い続けるとの不屈の信念。それこそ、苦境にある人間が幸福をつかむための“一本の棒”となろう。( 音 )


ウズベキスタン国立芸術大学 池田SGI会長に「名誉教授」称号
 カラバエフ総長が来日し創価大学で授与式
 授与の辞 SGI会長は現代の偉大な人間主義者 世界文化の発展に多大な貢献

★わが友に贈る
 人生は桜梅桃李
 自分にしか果たせない
 使命が必ずある
 自ら決めた「道」で
 幸福の王者と光れ!