きょうの聖教新聞  2009・4・21

★名字の言

福島県・土湯の山あいの小学校では、この春の新入生が二人だった。大きく見えるランドセルを誇らしげに背負って登校。人々は、幼少から知る自分の子や孫のような二人に声をかける。“未来の宝”を地域ぐるみで励まし、育もうという光景がほほ笑ましい

▼池田名誉会長は、この地を2度、同志の激励に訪れたことがある。草創から信心一徹に生きた婦人が孫を抱きかかえ、師のもとに駆けつけた。婦人の胸に2歳の男の子を見つけると、「立派に育つんだよ」と頭をそっとなでた。また、別の機会で共に記念のカメラに納まった少年には、「しっかり頑張るんだよ」と固い握手を。現在、彼らは県青年部のリーダーとして活躍している

▼実は先の新入生は、この青年リーダーの息子さんと娘さん。家族や同志の愛情に包まれ、成長した二人も今春、晴れやかに未来部へ仲間入りした

▼名誉会長が幼い後継者に一期一会の思いで注いだ全魂の励まし。その真剣勝負の真心が種となり、根となり、世代を超え今、花開いているーそう思えてならない

▼師が植えた信心の種。花開かせるのは弟子の使命だ。この地では今、ミズバショウが咲き薫る。根がある限り、毎年、花を咲かせるという、この花に、友の雄姿が重なる。( 城 )

ラテンアメリカ教学研修会
 ブラジルで盛大に開催 12カ国2100人が参加

★わが友に贈る
 師弟は
 弟子の戦いで決まる。
 師の教えを守り
 生活で体現せよ!
 実践即勝利なり!