きょうの聖教新聞  2009・4・24

★名字の言

▼本紙のトーク(5日付)に登場した「日本一明るい経済新聞」編集長の竹原信夫氏と懇談した折のこと。ある中小企業のユニークな取り組みを伺った

▼その企業では、初任給の日、社長自ら給料を手渡し、帰宅を許可するという。ただし、条件がある。手渡した給料から、社会人として巣立つまで育ててくれた親へのプレゼントを購入し、感謝の言葉を添えて手渡すこと

▼子どもから「今までありがとう」との言葉を耳にする親の喜びは格別だろう。社長の思いは、社員に「感謝の心」を形にする大切さを知ってもらうこと。「最も身近な親に感謝すらできない人間は、一流の企業人にはなれない」と竹原氏

▼父母をはじめ、人生には多くの人の支えがある。松下幸之助氏は、池田名誉会長との往復書簡集『人生問答』で、「恩を知る」ことについて、「鉄をもらっもそれを金ほどに感じる。つまり鉄を金にかえるほどのもの」と、その無形の力の大きさを指摘する

▼仏法は、知恩・報恩を重視する。中でも「師匠の恩」に報いることを根幹としている。師を守り、その構想を、すべて実現してきた名誉会長。我らも、師恩に報いる行動に徹したい。そこから「勝利の人生」が大きく開けていく。( 芯 )

★ローマで世界の識者が国際会議
 世界政治フォーラム 核安全保障プロジェクト イタリア外務省が共催
 
★わが友に贈る
 使命の君よ!
 師を守り
 悪に勝て!
 正義に生き切る
 真の弟子たれ!