きょうの聖教新聞  2009・12・26

★名字の言

▼雪深い地での座談会。87歳の壮年部員が教学部初級試験に合格した喜びを、はつらつと語った。壮年を知る司会者は「教材の『大白蓮華』が真っ黒になるぐらい熱心に研鑽されていました」と

▼この壮年は10年前、最愛の妻を亡くた折、「妻が一番大切にしていた信心やから」と入会。「昔は無口やったけど、今は皆の中に入って話すことが楽しい」。年輪を刻んだ笑顔が美しかった

▼103歳まで広布に生き抜いた婦人部の大先輩を思い起こす。71歳の時、池田名誉会長から「勉強してくださいね」と声をかけられた。以来、昼は弘教、夜は御書研鑽、そして本紙で感銘した記事を書き写した。小さく端正な文字がつづられた、そのノートは約100冊にも。「書いてみると、さらに信心のすごさが、よう分かる。信心強盛になりたいと思うて、一生懸命やってきました」

日蓮大聖人は、門下への手紙に「年は・わか(若)うなり福はかさなり候べし」(御書1135ペー)としたためた。妙法の力は、加齢を幸福の因に変えていけると励まされている

▼明年の創立80周年ー誰もが青年のごとく、みずみずしい生命の息吹をたたえていける一年でもありた。その生涯青年の本質は、不退の求道精神に尽きる。( 喜 )

★ブラジル サンパウロ州ビリチバ・ミリン市 池田SGI会長に名誉市民証
 市議会議長ら600人が集い盛大に授与式
 気高い理想を掲げる行動者 世界的な未来建設の教育者

★わが友に贈る
 「友にあふて礼あれ」
 古き友人を大切に!
 新しき出会いを結べ!
 宝の友情を広げゆく
 有意義な年末年始を。