2009-12-26から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」  12月25日 未来32

山本伸一は、東京に帰ると、札幌創価幼稚園に、雌雄一対の銀鶏を贈った。 銀鶏はキジ目キジ科の鳥で、雄は、頭頂が緑で後頭部が赤く、白地に藍色の縞模様がある。雌は、雄の半分ほどの大きさであり、茶色である。 さらに、六月上旬には、同じキジ科の雄の錦…

小説「新・人間革命」  12月24日 未来31

園児をバスで送った山本伸一は、夕刻、札幌支部結成二十周年の集いに出席し、さらに札幌創価幼稚園に戻り、教職員と懇談した。 伸一は、皆に要望を尋ねた。すると、通園バスに名前を付けてほしいとの意見が出た。 「それは、みんなで決めましょう。すぐ、紙…

小説「新・人間革命」  12月23日 未来30

札幌創価幼稚園の園児たちは、入園二日目の帰りの時間を迎えた。山本伸一は、この日は、二コース、三コースを回るバスに乗って、園児たちを送ることにしていた。 教員が、二コースのバスに乗る園児の、名前と顔を確認すると、女の子が一人いない。 伸一が玄…

きょうの聖教新聞  2009・12・26

★名字の言 ▼雪深い地での座談会。87歳の壮年部員が教学部初級試験に合格した喜びを、はつらつと語った。壮年を知る司会者は「教材の『大白蓮華』が真っ黒になるぐらい熱心に研鑽されていました」と ▼この壮年は10年前、最愛の妻を亡くた折、「妻が一番大…

きょうの聖教新聞  2009・12・25

★名字の言 ▼本年も残りわずか。この一年、猛暑や寒風のなか、会合運営、会館警備に尽力してくださった創価班・牙城会等の友に、心から感謝したい ▼先月、ある創価班のリーダーが語っていた。20代で会館での任務に就き始めたころ。仕事が忙しかったが、周り…

きょうの聖教新聞  2009・12・24

★名字の言 ▼野球は冬のスポーツですからー18歳の高校生が、テレビカメラを前に、さらっと語るのを聞き、驚いた ▼もちろん、野球はウインタースポーツではない。10年に一人の逸材と言われる西部ライオンズの菊池雄星投手。冬にどれだけ鍛えたかが、夏に結果と…