きょうの聖教新聞  2010・2・16

★名字の言

▼雪の重みで弓なりの竹がバサッと雪を払い、しなやかに伸びた。身を折るほどの重圧にも倒れないのは、地下茎を地中に張り巡らせた磐石な基盤と、成長を刻んだ節目が存在するためだ。毅然たる竹は、試練をはね返す凛々しい青年のようだ

▼筍は旬(10日間)のうちに竹になると言われるほど、今が時と知るや一気に仰ぎ見る高さに至る。そんな若竹のような勢いを音楽隊に見た

▼東北音楽隊の打楽器7重奏のメンバーが、アンサンブル・コンテストに挑戦。経験者はわずかに二人。未来部や初心者もいた構成だったが、初の地区大会を突破。次々と上位大会を勝ち抜き、14日、全国大会へのキップを手にした

▼交通事故のケガから蘇生した友、仕事の悩みに勝ち、使命の職場を得た友、学業と運動部、そして音楽隊をやり切った未来部員ーと皆が課題を勝ち越えての栄冠。この快進撃を支えたのは、励まし続けた家族や同志の存在だ。彼らはその真心に、東北音楽隊結成50周年の本年、勝利の節目を刻む実証で応えた

▼成長した竹は、今度は地下に栄養を送る。信心もまた同じ。成長した青年が広布に活躍した功徳は、彼らを育てた人にも返ってくる。その人材育成の在り方こそ、学会の誉れある伝統であり、強さである。( 城 )

★本年46カ国地域 12万人が教学試験に挑戦
 日蓮大聖人御生誕の日を慶祝
 世界広布50周年 生命尊厳の大哲学が興隆

★わが友に贈る
 新入会の友の誕生に
 各地で喜び広がる。
 我らは創価家族!
 真心の激励と祈りで
 ともに勝利の人生を!