きょうの聖教新聞  2010・2・17

★名字の言

▼「三寒四温」とは冬、寒い日が3日続くと、その後は暖かい日が4日ほど続くこと。中国北部では、そうした規則的な周期が巡るらしいが、日本では、そううまくはいかないようだ

▼2月の異称は「如月」。寒さのために衣を重ねることから「衣更着」ともいう。一方、陽気が発達する時節でもあるところから「気更来」とも(『日本国語大辞典』)。厳しい寒さが、まだまだ続く2月にも、春は着実に歩いてきている。日も高くなってきた。季節の変わり目は、ふとしたことでも見えるものだ

日蓮大聖人は「干潮と満潮、月の出入り、また夏・秋・冬・春と四季の変わり目には、必ずふだんと異なることがある。凡夫が仏になる時もまた同じである」(御書1091ページ、通解)と仰せである。苦しい時、つらい時こそ「変わり目」ととらえれば、人間革命のチャンスになる

▼2月にはもう一つ名前があるそうだ。「梅見月」。確かに梅が咲き始める季節でもある。中国の詩に「宝剣の切れ味は、磨かれ研がれることによって生まれる。梅の花の良き香りは、苦しき寒さから生まれる」と

▼梅の木は、春の花も、夏の緑や実も、すべては冬のうちに準備するのだろう。「厳寒こそが人間をつくる!」。そう確信し生き抜きたい。 ( 申 )

日蓮大聖人の正義の魂を継承
 御生誕の日  記念勤行会を厳粛に
 名誉会長は創価学会第2別館  原田会長は学会本部

★わが友に贈る
 大関東よ奮い立て!
 全員が師子となり
 わが正義を叫び抜け!
 敢闘精神ある限り
 我らは断じて勝つ!