きょうの聖教新聞  2010・2・22

★名字の言

▼「最近、歳のせいか記憶力がめっきり落ちてしまって・・・」。よく耳にする言葉だが、実は「年齢のせい」ばかりではないらしい

脳科学者の池谷裕二氏によれば、好奇心や探究心がわいた時に発生する「シータ波」という脳波を増やせば、若者と同じだけの記憶力を発揮できると

▼シータ波を妨げるのは「『そんなこと、やらなくてもわかるよ』とか、『どうせ、この前と一緒でしょ、面倒だな』などという気持ち」だという(『脳はなにかと言い訳をする』祥伝社)。脳にとって、「マンネリ化」こそが最大の敵なのだ

▼仕事、生活、人間関係・・・ともすれば同じことの繰り返しに見える毎日。だが日蓮大聖人は、「餓鬼が恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」(御書1050ページ)と仰せだ。物の見方に、その人の境涯が表れる。毎日が「同じまま」に見える時、それは、自分の方が「同じまま」でいるかもしれない

▼スイスの哲学者ヒルティは、若さの秘訣を問われ、「つねに新しいことを学ぶこと」と答えた。どんな小さなことでもいい。「どうせ○○なのだから」「面倒くさい」といった言葉を捨て、新たな挑戦の一歩を踏み出そう。その積み重ねが「生涯青春」の人生を築いていく。( 之 )

★広布と勝利の最高峰へ 各地で大会
 北海道 漁村部 生き生きと体験主張大会 
 原田会長は長野へ

★わが友に贈る
 「おはよう
 ございます!」
 清々しい挨拶で
 一日を出発しよう!
 君よ 朝に勝て!

★今週のことば
 壮年リーダーは
 「丈夫の心」で立つ。
 強く聡明であれ!
 一日一日、前進だ。