2010-02-23から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」  2月22日 学光22

閉講式を終えた通教生たちは、すぐにはキャンパスを離れがたく、ブロンズ像の前などで、親しくなった人と写真を撮ったり、連絡先を記したメモなどを交換したりしていた。 そこに、山本伸一が現れたのである。 「みんな、ご苦労様! 一緒に記念撮影をしようよ…

小説「新・人間革命」 2月20日 学光21

八月二十九日、夏期スクーリングは最終日を迎えた。正午過ぎ、中央体育館横のS二〇一教室で閉講式が行われた。 山本伸一は、創価大学で通教生を激励した翌日の十九日には、九州を訪問。東京に戻ると、二十八日には、神奈川の県民ホールで開催された「'76…

小説「新・人間革命」2月19日 学光20

夏期スクーリングの前期の最終日であり、後期の初日に当たる八月二十五日の夕刻、体育館横のS二〇一教室を中心に「学光祭」が行われた。 これは、通教生を慰労し、親睦を深める"夏祭り"として、企画された催しであった。 数日前、学長から、「学光祭」を開…

きょうの聖教新聞  2010・2・23

★名字の言 ▼「医は仁術なり」と、貝原益軒が『養生訓』に謳ったのは江戸時代。西洋近代医学が取り入られた後も、この思想は、わが国の医療の基本姿勢として、誇り高く受け継がれてきた ▼だが昨今、安心・安全が求められている医療の現場で、痛ましい事故が相…

きょうの聖教新聞  2010・2・22

★名字の言 ▼「最近、歳のせいか記憶力がめっきり落ちてしまって・・・」。よく耳にする言葉だが、実は「年齢のせい」ばかりではないらしい ▼脳科学者の池谷裕二氏によれば、好奇心や探究心がわいた時に発生する「シータ波」という脳波を増やせば、若者と同じ…