きょうの聖教新聞 2010・3・23
★名字の言
▼ある幼稚園の教員が園児を「双葉」に譬えていた。植物が芽を出した時の、2枚の小さな葉っぱの状態。外見は皆、今は同じに見える。丁寧に育てると、やがて本葉が出て、個性豊かな花が咲く、と
▼育て方はさまざまあるが、大切なのは言葉だろう。「声のかけ方ひとつで子どもは伸びる」とも言われる。1月の未来部担当者研修でも紹介されていたが、小学5年生がかけてほしい言葉は①よく頑張ったね②頭いいね、さすがだね③ありがとう。かけてほしくない言葉は①バカだね②勉強しなさい③いやみ
▼温かい心・優しい心・思いやりの心を、春のような若々しい「言の葉」に託して、子どもたちに豊かな栄養分として贈りたい。「子どもだから」と下に見るのではなく、一人の人格として最大に尊重して接したい。これは、子どもだけではない。人とかかわるうえでの根本姿勢である
▼御聖訓に「鏡に向かって礼拝する時、そこに映る影(姿)がまた私を礼拝する」(御書769ページ、通解)と。相手に尊敬をもって働きかければ、その尊厳なる生命を呼び覚まし、自らも荘厳される。不軽菩薩の実践についての仰せだが、人材育成の要諦ともいえよう
▼新年度はもうすぐ。新しい心で、新しい一日をスタートしたい。 ( 側 )
★全国で春の彼岸勤行法要
池田名誉会長は東京牧口記念会館で
原田会長は八王子の友と
★わが友に贈る
目標を明確に
祈りは具体的に
いざ最高峰へ出発!
法華経の兵法で
断固勝ちまくれ!