きょうの聖教新聞  2010・4・26

 
 
★名字の言
 
ミケランジェロが壁画「最後の審判」を完成させたのは66歳。89歳で他界するまで建築にも挑み続けた
 
▼哲学者ラッセルは90歳を過ぎて国際法廷を設置し、戦争犯罪を告発。反戦書も刊行する。ピカソは90歳でなお新たな技法を開発した。ガリレオは77歳の晩年まで失明後も思索を重ねた
 
▼彼らに共通するのは、老年期に入っても社会貢献、勇気、創造性において際立っていること。ノーベル生理学・医学賞を受賞した脳神経科学者モンタルチーニ氏が『老後も進化する脳』(齋藤ゆかり訳)で紹介する。氏自ら90歳を前に同著を出版した
 
▼長寿社会にあって「第三の人生」をどう豊かに生きるのか。定年後の指南書や体験書も多彩。仕事、ボランティア、旅行、趣味に生きがいを見いだしたり、家族や地域との新たなかかわりを模索する人も多い
 
▼顧みるに、人のため、社会のため、はつらつと動く多宝会の同志は、ひときわ輝いている。池田名誉会長は「最も輝く黄金の晴れ舞台」と讃える。先の著者も「精神活動は、老年期、そして人生の最後の時期において、まったく新しい能力の発揮されうる分野なのだ」と。広宣流布へのまい進は、かの偉人と同様、社会貢献、勇気、想像力の発揮へと確実につながる。 ( 陸 )
 
★「世界平和へ尽力する池田博士を讃え」
 アメリカ アレン市がSGI会長に名誉市民証
 
★わが友に贈る
 強く祈り
 大きく動く
 はつらつと語ろう!
 広布に歩む人を
 諸天は必ず護る!
 
★今週のことば
 創価の母の日、万歳!
 母の何よりの喜びは
 壮年部の前進と
 青年部の活躍だ。
 感謝の心で行動を!