きょうの聖教新聞 2010・4・28
★名字の言
▼今の日本で「こんにちは」という言葉を、見知らぬ人に対して最も使っているのは誰か。千葉大学教授の広井良典氏は、おそらくファストフード店やコンビニエンスストアの店員と、著書で述べている。あいさつなどを通した他人との関係が希薄であるという逆説的な指摘だ
▼ある調査によると、日本は先進国のなかで、最も「社会的孤立」度の高い国だそうだ。友人や家族以外の人と交流があるかとの問いに、「まったく会わない」「たまにしか会わない」と回答した割合が、他国と比べて一番多かったというのである(『コミュニティを問いなおす』ちくま新書)
▼それを裏付けるかのように最近、「無縁社会」という造語をよく目にする。血縁や地縁を失って孤立し、一人で亡くなる人が増えているとの指摘もあった
▼御聖訓に「妙法を唱える人のいる場所は、どこれあれ仏の住む寂光土である」(御書781ページ、趣意)とある。私たちは、これまでわが地域こそ皆の生命が輝く寂光土との信念を胸に、近隣の反映に尽力してきた。地域を結ぶ人間の絆を強める活動に大きく力を注いできた
▼人のつながりが希薄な現代にあって人間の善の連帯こそが、社会を潤すことを確信し、身近な友との対話から始めたい。( 正 )
★池田名誉会長 北京大学初講演から30周年
許智宏前学長が創価大学へ 「池田先生は思想と文化の巨人」
★わが友に贈る
大九州の心臓部
福岡の同志よ!
信心の炎を燃やせ!
広宣の旗高らかに
完勝の先駆を頼む!