きょうの聖教新聞  2010・5・11

 
 
★名字の言
 
▼「子どもの質問には『答える』以上に『応える』ことが大事ですね」。ある保育士の友が語っていた
 
▼花が散った桜の木を見て「また咲くの?」と尋ねる園児。「咲くよ」だけ返すのは「答える」だ。ここで園児の言葉の奥に「なぜ枯れた花がまた咲くのか」という疑問があるのを見過ごしてはならない。「不思議だね」と受け止め、開花に至る仕組みを丁寧に教えると、園児の目は輝きを増す。そして次の質問もーそうした心弾むやりとりが「応える」ことだという
 
▼真意をくみ取ってもらえる喜び。「何でも聞いていいんだ」という安心感。それが子どもの探究心に拍車をかける。一番よくないのは「そんなこと当たり前でしょ」という態度。大人でも、いい気分はしないだろう
 
日蓮大聖人の御手紙には、門下の質問に対する御返事が少なくない。ある婦人が題目の功徳について尋ねた時、大聖人は仏法について質問すること自体が素晴らしいと最大に讃えている。婦人にはこんなこと聞いていいかしらと、ためらいがあったかもしれない。師の激励に、どれほど勇気づけられたことであろう
 
▼何でも語り合える雰囲気があるところは明るい。楽しい。進歩がある。座談会で和気あいあいと対話を広げよう。( 之 )
 
★人類の未来を開く創価大学
 先端的研究に挑戦する工学部
 生命現象の新解析法 細胞の保存 プロジェクト
 文科省の研究支援事業に選定 2年連続
 
★わが友に贈る
 広布の花の若武者
 ヤング男子部よ!
 今こそ燃え上がれ!
 歴史を開くのは
 常に青年の勇気だ!