【第14回】 現実に勝つための信仰(2013.10.25付)

智者とは世間の法より外《ほか》に仏法を行《おこなわ》ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり(減劫御書 、1466㌻)
 
通解 智者とは世間の法以外において仏法を行ずることはない。世間の治世の法を十分に心得ているのを智者とはいうのである。
 
同志への指針
 「仏法即社会」であり「信心即生活」である。現実を離れて仏法はない。
 真実の智者とは、社会の真っただ中で戦い、社会で勝つ人である。
 妙法は、一人一人の人生を開く「根本の軌道」だ。いかなる試練も、題目を唱え智慧を出していけば、絶対に打開できる。必ず勝利の大輪が咲くのだ。