【第41回】 会合は信心錬磨の集い   (2013.11.6付)

参加者の喜びが勝利
 学会の会合は、法華経の会座に等しい集いである。広宣流布を遂行しゆく、最も尊貴な異体同心の世界である。
 私たちが朝晩、読誦している方便品には「言辞《ごんじ》は柔軟《にゅうなん》にして、衆《しゅ》の心を悦可《えっか》せしめ(言葉柔らかに人々の心を喜ばせる)」とある。
 リーダーは、会合に参加される方々を最大の誠実で迎え、皆を真心の言葉で労い、疲れを癒やし、安心と喜びを贈りゆくことである。共々に、勇気と希望を湧き立たせていくのだ。
 それには題目である。事前に題目を唱え、満々たる生命力で臨んでいく。生まれ変わったような命で、元気いっぱい友を迎えるのだ。
新しい息吹を送ろう
 会合は、新鮮さがポイントだ。集った人に、新しい前進の息吹を広げていくのである。
 令法久住のために、後輩を育てよう!
 広宣流布のために、波動を起こそう!
 こう一念を定めて、祈り、打ち合わせをし、創意工夫をしていくことだ。学会精神をたぎらせながら、楽しく、賢く、良識豊かに、皆が勝利する方向にもっていくことだ。
 皆が「今日は来てよかった!」と清々しく決意できる会合を開けば、その分、広宣流布の威光勢力は倍増する。
 ゆえに、終了時間は厳守し、絶対無事故の運営をお願いしたい。一回一回の会合から、新たな成長と団結の行進を開始しよう!
御書根本に励ましを
 日蓮大聖人は、「此文を心ざしあらん人人は寄合て御覧じ料簡候て心なぐさませ給へ」(御書961㌻)と仰せになられた。この仰せ通り、御書を根本に、学び合い、励まし合う切磋琢磨の集まりは、わが学会の会合にしかない。
 私も若き日より、折々の会合や一対一の対話の場で、常に御書を拝し、語り合ってきた。同世代の友と、世界第一の生命哲理を探究し、実践することは、青春の無上の喜びである。
 共に御書を開き、共に御書の中から、不撓不屈の勝利の進路を見出していくのだ。