2013-12-08から1日間の記事一覧

【第43回】 善縁の拡大が新時代を開く  (2013.12.4)

新しい友情を広げよう 正しい人生を歩むためには、「善き友」の存在が何より大切である。「善き友」と一緒に進むところに成長も充実もあるからだ。 それには、まず自分が相手にとって「善き友」になることである。 誠実第一に、一人の友を大切に、そして、二…

【第42回】 わが青春の新たな船出を  (2013.11.20付)

大聖人直結の自覚で 日蓮大聖人に直結して、広宣流布の誓願に生き抜く仏意仏勅の団体が、創価学会である。 「自行化他」の題目を唱えゆく私たちには、大聖人の御生命が脈々と湧現してくる。 日寛上人が、「我等、妙法の力用に依って即蓮祖大聖人と顕るるなり…

【第41回】 会合は信心錬磨の集い   (2013.11.6付)

参加者の喜びが勝利 学会の会合は、法華経の会座に等しい集いである。広宣流布を遂行しゆく、最も尊貴な異体同心の世界である。 私たちが朝晩、読誦している方便品には「言辞《ごんじ》は柔軟《にゅうなん》にして、衆《しゅ》の心を悦可《えっか》せしめ(…

【第40回】 かつてない 新しい道を開け   (2013.10.16)

信心光るリーダーたれ 広宣流布のために戦っている人が、一番偉い人である。役職の上下ではない。一番大変な中で、一番苦労して、頑張っている人が、一番尊い人であることを忘れまい。 御書にも、法華経にも、その人への讃嘆が満ち溢れているではないか。リ…

【第16回】 妙法の功徳は広大無辺  (2013.11.30)

問う其の義を知らざる人唯南無妙法蓮華経と唱うるに解義《げぎ》の功徳を具するや否や、答う小児乳を含むに其の味を知らざれども自然に身を益《やく》す(四信五品抄 、341㌻) 通解 問う、(妙法蓮華経の五字に法華経の道理が納まっているという)意義を知…

第15回】 率先垂範の名指揮を   (2013.11.13付)

兵者《へいしゃ》を打つ刻《きざみ》に弱兵《じゃくへい》を先《さき》んずれば強敵《ごうてき》倍《ますます》力を得《う》る(守護国家論 、37㌻) 通解 兵を討つ時、弱い兵を先に向かわせると、強い敵は、ますます力を得る。 同志への指針 日蓮大聖人は勝…

若芽 41 2013年 12月7日

東京創価小学校では、担任の若江幸恵が、授業の最初に、久藤智代が義足を使っていることをクラスの皆に説明した。 “そのことで、からかわれたりすることのないように”との配慮であった。 一九七九年(昭和五十四年)秋に、山本伸一が小学校を訪れた時、若江…

若芽 40 2013年 12月6日

一九七九年(昭和五十四年)四月、四年生として公立の小学校から転入学してきた久藤智代は、左足に障がいがあった。 一歳半の時、踏切で事故に遭い、左脛の中ほどから下を失ったのである。 さらに、四歳の時に、母親が他界する。 父親は、その後、再婚した。…

若芽 39 2013年 12月5日

有竹正義は、明るく、のびのびと育っていった。学校が大好きな子になっていた。 特に「運動会」や「いもほり大会」の日など、喜び勇んで家を出ていった。 母親の富美枝は、わが子から、「学校が大好き!」という言葉を聞くたびに、嬉しくて仕方がなかった。 …

若芽 38 2013年 12月4日

有竹富美枝の日々は、激闘であった。 彼女が勤めた会計事務所は、事務員は二人という小さな事務所であったが、顧客は多かった。 朝、出勤し、帰ってくるのは、午後十時を回ることも少なくなかった。 確定申告の時期が近づくと、さらに仕事は増えた。 しかし…

若芽 37 2013年 12月3日

一九七七年(昭和五十二年)の十一月の下旬、新一年生の入学選考が行われた。 有竹富美枝は、事前に正義には、「あいさつだけは、しっかりしなさいね。あとは、わからないことは、わからないと言えばいいのよ」と、言い聞かせておいた。 富美枝は、子どもの…

若芽 36 2013年 12月2日

一九七七年(昭和五十二年)十月、有竹富美枝は、「聖教新聞」に掲載された東京創価小学校の募集要項を見た。 「できるなら、創価小に行かせたい!」そう思ったが、現実の生活を考えると、とても通わせることはできそうになかった。 婦人部の先輩と、子ども…