【第42回】 わが青春の新たな船出を  (2013.11.20付)

大聖人直結の自覚で
 日蓮大聖人に直結して、広宣流布誓願に生き抜く仏意仏勅の団体が、創価学会である。
 「自行化他」の題目を唱えゆく私たちには、大聖人の御生命が脈々と湧現してくる。
 日寛上人が、「我等、妙法の力用に依って即蓮祖大聖人と顕るるなり」(当体義抄文段)と断言なされている通りだ。
 すなわち、皆が大聖人の直弟子なのである。自他共に幸福になるための究極の法を持っている。一人ももれなく尊貴な使命がある。
 ゆえに、我らこそ、全人類の最高峰の青年なりと、胸を張ってもらいたい。
日々向上! 日々前進!
 妙法とは、「蘇生」つまり生命を蘇らせていく本源の力である。
 したがって、妙法とともに生きる私たちは、毎日が久遠元初である。毎日が「いよいよ、これから」なのだ。日々向上、日々前進、日々価値創造の青春を生き切っていくのだ。
 わが師・戸田城聖先生は語られた。
 「行き詰まりを感じたならば、大信力を奮い起こして、自分の弱い心に挑み、それを乗り越え、境涯を開いていくことだ。それが我々の月々日々の『発迹顕本』である」と。
 たとえ、すぐに結果が出なくとも、思うようにいかないことが続いても、くじけてはいけない。我慢強く、朗らかに今日も船出するのだ。そこに真の希望がある。充実がある。
弟子よ立て、力をつけよ
 私は、戸田先生から、すべてを教わった。
 恩師が言われたことを全部、実現しよう!
 師匠からお預かりした大切な大切な組織を厳然と守り抜き、断固と発展させてみせる!
 これが、私の青年時代であった。
 若き君たちよ、断じて偉くなれ! 久遠の誓いの同志と、明るく励まし合って進め! そして黄金の新時代を開いてくれ給え!