【第46回】  誓願の祈りで勝利の日々を  (2013.12.8)

 威風堂々とそびえ立つ広宣流布大誓堂で「広宣流布誓願勤行会」が始まった。
 連日、友が喜び集い、学会常住の御本尊に、誓願の祈りを捧げている。
 広宣流布こそ、人類の願望である。私は、この御本尊に「広宣流布の希望の道を無限に開かせたまえ」と祈ってきた。
 広宣流布とは、人間が人間として、最も人間らしく、対話を交わし、友情を結び、信頼を広げゆくことだ。
 わが青春時代、師の選んだ広布の道を、私も必ず選んで歩みゆくことを決意した。
 師を思えば、勇気が湧く。力が出る。智慧は尽きない。
 きょうは、あの人と対話しよう!
 きょうは、この人と信頼と友情を深めよう!
 懸命に戦い、師に報告することが最高の光栄であった。
 師弟に生きる我らは負けない。負けないことから、勝利は始まる。一歩また一歩と、幸福の軌道を進みゆくのだ。
 
 日蓮大聖人は、「われ法華経の行者なり」との誇りも高く、絶体絶命の大難を勝ち越えられ、「幸なるかな楽しいかな」(御書975㌻)との悠々たる御境涯を示された。
 戸田先生は、この御文を拝して語られた。
 「御本尊があるから大丈夫だ。御本尊を拝んでいるから、自分は大丈夫だ。この確信が胸の奥底から出るようになったら信心は一人前です」
 苦しんで強くなる。祈って勝つのだ。病苦や経済苦、家庭の問題。あらゆる悩みに苦しんだ人が、友の苦しみも分かる。賢明な強い人になり、多くの友を救っていける。
 さあ新時代へ出発しよう!
 永遠に輝きわたる正義の炎を燃え上がらせながら!