2013-12-21から1日間の記事一覧

【第46回】  誓願の祈りで勝利の日々を  (2013.12.8)

威風堂々とそびえ立つ広宣流布大誓堂で「広宣流布誓願勤行会」が始まった。 連日、友が喜び集い、学会常住の御本尊に、誓願の祈りを捧げている。 広宣流布こそ、人類の願望である。私は、この御本尊に「広宣流布の希望の道を無限に開かせたまえ」と祈ってき…

若芽 51 2013年 12月20日

運動会は、やがて閉会式に移った。 新木校長、来賓のあいさつのあと、山本伸一が演壇に立った。 「今日は、ちょっと難しい話をします。児童の皆さんよりも、むしろ、保護者の方にお話し申し上げたいと思います。 昨日、私は、筍を育てる名人と会いました。 …

若芽 50 2013年 12月19日

山本伸一は、皆で声を合わせて行進しながら、見学に来ていた子どもたちに、次々と言葉をかけていった。 「みんなも、おいでよ」 一緒に歩く子どもの数は増え、四、五十人に膨らんだ。伸一と他校の子どもたちの行進に、創価小学校の児童から拍手が起こった。…

若芽 49 2013年 12月18日

創立者の山本伸一が来賓参加競技に出場しようとグラウンドへ出て行くと、学園の理事や創価大学の中国人留学生らも後に続いた。 競技が始まった。伸一は、児童とおなかでビーチボールを挟み、「ソレッ!」と掛け声をかけて走り始めた。二人は息が合っていた…

若芽 48 2013年 12月17日

山本伸一は、木藤優が作詞した校歌の案を見ると、「これで作曲を進めてはどうか」と伝えた。 この校歌は、東京創価小学校の音楽教師である本杭克也が作曲し、十月に発表されることになる。 伸一は、創価小学校の児童らと、会いたくて会いたくて仕方なかった…

若芽 47 2013年 12月16日

教頭の木藤優は、夏休みに入っても、日々、呻吟しながら、東京創価小学校の校歌の作詞に余念がなかった。 何度となく推敲を重ねたが、なかなか納得できるものにはならなかった。ようやく山本伸一に歌詞を提出したのは、八月末であった。 一、いつの日か い…