【第17回】 信心の根をどこまでも深く  (2013.12.28)

ね《根》ふかければは《葉》かれず・いづみ《泉》に玉あれば水たえずと申《もう》すやうに・御信心のねのふかく・いさぎよき玉の心のうちに・わたらせ給うか(窪尼御前御返事 、1479㌻)
通解 根が深ければ葉は枯れず、泉に玉があれば水が絶えないと言うように、あなたは信心の根が深く心中に潔い玉が輝いておられるのであろう。
同志への指針
 大風が草をなびかし、雷が人を驚かせるような乱世に、毅然と信仰を貫いている女性を讃嘆された御聖訓である。
 大聖人は全てを御照覧くださっている。
 信心は、断じて負けない幸福の根であり、決して行き詰まらない福徳の泉である。
 「信心一筋」の人が必ず勝つ──この希望光る生命の勝利の舞を、明年も共々に!