激闘60  2014年5月31日

座談会は、学会の生命線である。
座談会が活気と歓喜にあふれ、大いなる生命の共感と触発がある限り、人びとの心に希望と勇気の火をともし、幸の調べを広げ続けていくにちがいない。
そして、広宣流布の歩みは、ますます勢いを増していこう。
山本伸一は、座談会を構成する柱について言及していった。
「座談会で重要なものは、なんといっても功徳の体験です。そして、信心の確信に満ち満ちた指導です。
それは、皆の信心の、また生活の、活力源となっていきます。
したがって、幹部の方々は、座談会で、すばらしい功徳の体験が披露できるように、体験発表をする方とは、事前によく打ち合わせをし、準備にあたってください。
さらに、日ごろから、皆が功徳を受けられるように、丹念に、激励、指導の手を差し伸べていくことです。
活動の真実の成果というのは、単に弘教などの数ではなく、何人の方が、功徳の体験をもち、どれだけ信心への確信を深めていったかなんです。
また、幹部は、自身がたくさんの功徳の体験を積み、歓喜と躍動の生命で、激励と指導にあたっていただきたいんです。
指導は、皆が関心をもつような話題性も必要ですが、ただ、面白そうな話を並べればいいというものではありません。
根本は、信心の大確信であり、それが参加者に伝わって、
皆が「よーし、頑張るぞ!」と、決意できてこそ、本当の指導なんです。
次に、幹部は、参加者の信心と努力の結晶である、それぞれの貴い発言を、どこまでも尊重していくべきであると、申し上げておきたい。
座談会で発言をしても、話を上手にまとめられない方もいるでしょう。
ひとこと話すのに緊張し、生命力を振り絞って、話をしてくださる方もいます。
そうした方々を、共に同志として心から讃え、励ましていただきたい。
それが、創価家族の連帯の世界です」