命限り有り惜しむ可(べ)からず遂に願う可きは仏国也
(富木入道殿御返事、955ページ)
通解
命は限りあるものである。これを惜(お)しんではならない。ついに願うべきは仏国土である。
同志への指針
同じ一生ならば、断じて悔(く)いなく、価値ある幸福勝利の劇を飾りゆくことだ。?
広宣流布こそ、わが使命なり。この一点に立った人生ほど、強く尊く深いものはない。? 限りある命だからこそ、今この時を真剣勝負で生ききることだ。目の前の一人を大切に、仏国土を目指し、声も惜(お)しまず語ろう!
ここに、永遠に崩れざる所願満足の大境涯が築かれることを忘れまい。