【第65回】 勇んで楽しく行動を! (2014.12.3)

 
希望と目標と強い祈りで
 
かけがえのない青春の一日一日である。
悔いなき歴史を創りゆくには、希望に燃え、具体的な目標を掲げて、強い祈りを貫くことだ。そして祈りの通り、行動することである。
若いのだから、思い切って大胆に動こう!
行動なくして結果は出ない。祈って、カラを破って、打って出るのだ。動いた分だけ、生命は躍動する。目標を勝ち取れる。
「行躰(ぎょうたい)即信心」が、日蓮仏法である。
「行躰」とは「行動」である。法のため、友のため、社会のために「動く」ことこそ、身で法華経を読んでいる姿なのだ。全部が、大福運となって、自分自身に還ってくる。
 
広布とは「執念」の戦い
 
広宣流布は、永遠に仏と魔との闘争である。善の勢力と連帯を広げゆく挑戦である。
いかなる勝負も、勇気と執念で決まる。
途中で弱気になり、あきらめてしまえば、勝てない。ひとたび行動を起こしたならば、最後まで根気よく、やり遂げていくことだ。
日蓮大聖人は、大きな試練に立ち向かう門下に「今まで生きて有りつるは此(こ)の事にあはん為なりけり」(御書1451㌻、「弥三郎殿御返事」)と仰せである。そして、「釈迦・多宝・十方の仏・来集して我が身に入(い)りかはり我を助け給へと観念せさせ給うべし」(同)と教えてくださっている。
正義の中の正義に生きゆく地涌の菩薩が守られないわけがない。朗々と題目を唱えに唱え、あらゆる仏天を揺り動かして、勝利の道を勇敢に前進していくのだ。
 
賢者の喜びに燃えて
 
学会活動の中での労苦は、すべて仏になるための修行である。一つの無駄もない。
ゆえに、身も心も、生き生きと弾ませて、楽しく実践していくことだ。
御書には「賢者はよろこび」(1091㌻、「兵衛志殿御返事」)と示されている。喜び勇み立つ心が、一切を開いていく。これが「一念三千」である。
広布の父母(ちちはは)たちが寄せる絶大なる信頼に、青年よ、断固と応えてくれ給え!