2015-03-02から1日間の記事一覧

大白蓮華 2015年(平成27年)3月号(No.784)

「喜悦はかりなし」の信心の炎を! 創価学会名誉会長 池田大作 モンゴルの大詩人であり、共に「友情の大草原」を広げてきた、ツェデブ博士は高らかに謳(うた)った。 「心に火を持つことほど、爽快にして健康なものはない/胸に炎を持つことほど、顔(かん…

【第67回】  断固、生き抜け、祈り抜け  (2015-2-5)

私の青春時代は、病気との闘いであった。それだけに、闘病する青年のことは、わが身のことと思って、強盛に題目を送っている。 日蓮大聖人は、重い病に罹(かか)った南条時光を「(信心強盛であるあなたが)もはや仏に成ることは間違いないと見えたからこそ…

【第66回】 君よ広布のロマンを語れ (2015.1.22)

御書に、「今の乱れた世にあっては、これということがなくても、仏道を求める心が起こるであろう」(1083ページ通解)と仰せである。 混迷(こんめい)を深め、不安が高まる社会にあって、心ある人々は確かな拠(よ)り所を求めている。 時代の闇を(やみ)…

【第65回】 勇んで楽しく行動を! (2014.12.3)

希望と目標と強い祈りで かけがえのない青春の一日一日である。 悔いなき歴史を創りゆくには、希望に燃え、具体的な目標を掲げて、強い祈りを貫くことだ。そして祈りの通り、行動することである。 若いのだから、思い切って大胆に動こう! 行動なくして結果…

【第23回】 師弟に勝るものはなし!(下) (2014.3.1付)

どこまでも「共に」進もう! アメリカの教育哲学者 デューイ博士 私たちには、先人から受け継いだ遺産を、よりよく、大きくする責任がある。そして、後に続く人たちが、豊かに分かち合えるようにするのだ ──万物が躍動する春3月が到来しました。未来部員も…

小説「新・人間革命」大道16 2015年 2月28日

山本伸一は、さらに、長井夫妻に語った。 「四国の歌もできたので、今度は、島の先駆として、小豆島の歌を作ってはどうでしょうか。私も応援します」 それから四国長の久米川誠太郎に言った。 「私は今年、もう一度、四国に来ます。四国が大発展するための、…

小説「新・人間革命」大道15 2015年 2月27日

日蓮大聖人は、仰せである。 「弥菩提心強盛にして申せば・いよいよ大難かさなる事・大風に大波の起るがごとし」(御書三二二p) 信心は、難との戦いである。 山本伸一の声は、力強さを増していった。 「広宣流布をしようと思えば、反対され、何かと苦労も…

小説「新・人間革命」大道14 2015年 2月26日

仏法で説く因果の理法は、大宇宙を貫く生命の根本法則であり、誰人も、そこから逃れることはできない。 しかし、ともすれば目先の現象に心を奪われ、それに気づかないところに、人間の不幸の要因がある。 山本伸一は、草創期の先輩たちの姿を通して、話を進…

小説「新・人間革命」大道13 2015年 2月25日

万歳三唱のあと、山本伸一の導師で厳粛に勤行が行われた。 彼は、小豆島の発展と広宣流布を願うとともに、「わが同志に、幸よ、薫れ! 無量の功徳よ、降り注げ!」と、懸命に祈った。 皆の題目に唱和するかのように、外は蝉時雨に包まれていた。 勤行が終わ…

小説「新・人間革命」大道 12 2015年2月24日

小豆島会館の開館十周年を記念する勤行会では、四国の方面幹部、婦人部の全 国幹部、副会長らが次々とあいさつに立った。 登壇する幹部の話のたびに、朗らかな笑いが弾けた。 たとえば、婦人部の幹部が、「私は、初めての小豆島訪問です。 『人よし、自然よ…

小説「新・人間革命」大道11 2015年 2月23日

道畑ハナノから始まった小豆島の広宣流布は、着実に伸展していった。 山本伸一の二度目の訪問となる、この一九七八年(昭和五十三年)七月、小豆島の組織は、一本部五支部へと 大きな発展を遂げていたのである。 伸一は、六七年(同四十二年)九月、小豆島を…