【第8回】 希望・忍耐・前進そして勝利 2015-3-7

大樹と伸びゆく若き友の姿ほど、心躍るものはない。
先日、東京創価小学校の6年生の皆さんと、私は妻と共に、うれしい出会いを刻んだ。皆、元気だった。
天も祝福していた。
私は毎日、全国、全世界の若き友に、健康あれ!幸福あれ! 勝利あれ! と祈っている。
君たち貴女(あなた)たちこそ太陽だ。一人も残らず使命の人だ。
自分らしく、未来を見つめて前へ進むのだ。
皆で後継の友を励まし、見守り、成長を祈りに祈って、平和のバトンを託していきたい。
 
わが恩師・戸田先生は晩年、こう力を込めて語られた。
「希望があれば、前進できる。何があっても戦える。
そして、忍耐だ。忍耐なき人は、愚痴に負ける。
前進している人は、息吹がある。不退転の心で、朗らかに前進すれば、必ず勝利できる」
我らの合言葉は「希望」「忍耐」「前進」そして「勝利」だ。自分自身の悔いなき歴史をつくるのは、今である。
思えば、戦後の荒廃の中、創価学会の再建に立ち上がった恩師を、私は全身全霊で支えた。
「10年後、20年後を見よ」と歯を食いしばって戦った。そして全てに勝利した。
御聖訓には「大難来(きた)りなば強盛の信心弥弥(いよいよ)悦びをなすべし」(御書1448㌻、「妙密上人御消息」)と厳然と仰せである。
大変な時こそ、大きく変われるチャンスなのだ。
大闘争が、福運を大きく開く。
広布前進のリズムの中で、「生老病死」の苦をも、「常楽我浄」の喜びへと転じていける。
大事なのは、負けない心だ。勝つための祈りだ。
宿命を使命に変える人間革命の劇を、断じて、ともどもに勝ち飾ろう!