【第15回】 前へ前へと栄光の峰へ! (2015.4.15)

4月24日、私は妻と恩師記念会館で厳粛に勤行・唱題した。
第3代会長に就任より55年。
御聖訓通りに競い起こる三障四魔を全て勝ち越え、恩師の構想を一切、実現したことを、牧口・戸田両先生に報告申し上げた。苦楽を共に、戦い続けてくれている全同志の健康と無事故とご多幸、そして所願成就を懇(ねんご)ろにご祈念した。
 
世界の平和と民衆の幸福を願われて、日蓮大聖人は建長5年(1253年)4月28日、立宗宣言をされた。迫害を覚悟の上で説き始められたのである。
「開目抄」には仰せである。
「我日本の柱とならむ我日本の眼目(がんもく)とならむ我日本の大船(たいせん)とならむ等とちかいし願やぶるべからず」(僻書232㌻)
このお心を拝し、広宣流布と立正安国へ挑む我らこそ、世界の「平和の柱」「教育の眼目」「文化の大船」である。
誉れ高く生き抜きたい。
恐れなく戦い抜きたい。
皆、正義の開拓者だ。万年に輝きわたる、共戦の歴史を今、つくっているのだ。苦労は全部、生きる。一つも無駄はない。誰が何と言おうが、「誓いを貫いた!」「やりきった!」――こう言える人が勝利者である。
 
戸田先生は「人生は強気でいけ!」と叫ばれた。信心で突破できない壁などない。
人生、勢いのある人が勝つ。
人生、諦めない人が勝つ。
人生、祈り抜いた人が勝つ。
大闘争の中で、皆が大功徳を受け切っていくのだ。立派な後継を育て、何ものにも負けない民衆の人材城を築くのだ。
師弟不二の信力・行力があるところ、偉大な仏力・法力が湧き起こらないわけがない。嵐を越えてこそ、希望の虹は輝く。栄光の峰へ、異体同心で、前へ前へと進むのだ。
全世界の友と5月3日「創価学会の日」「創価学会母の日」を断固、勝ち飾ろう!