【第38回】広布の城は希望の電源地  (2015.12.20)

 世界広布の新しい歴史を開いたこの一年、会場提供のご家庭には、座談会をはじめ、大変にお世話になりました。皆で心から感謝申し上げたい。本当にありがとうございます!
 戸田先生は、よく語られた。
 「私たちがお世話になっている、この『信心の城』は大切な広宣流布の発信地であり、人材錬磨の『城』である」
 牧口先生も戸田先生も、自宅で会合を開き、折伏をされた。
 私の妻の実家も、広布の会場であった。戦時中、特高刑事の監視のもと行われた座談会で、牧口先生が正義を叫ばれる姿を妻は生命に焼き付けている。
 私もアパート暮らしの男子部時代から、自宅を広布の拠点にし、同志を励ましてきた。
 最高に尊い仏法の会座を支える功徳は、三世に輝き、無量無辺である。「冥の照覧」を深く強く確信していただきたい。
        
 学会の会館は、幸福と勝利の電源地であり、安心と友好の広場だ。守る会をはじめ、会館を荘厳してくださる全ての皆様方にも深く感謝申し上げたい。会館を荘厳することは、わが生命を最大に荘厳することである。
 広布の城に集い、そこから出発する人は、希望と勇気と智慧が湧く。生命力があふれ出る。
 ある会館の近隣に住まれる識者の方が会館に集う人は清々しい。それ以上に、出てくる姿は、もっと清々しい。生命が躍動し、輝いていますと感嘆されていた。うれしく、誇り高い。
 「妙とは蘇生の義なり」(御書 947㌻)である。創価の宝城は、地域社会の希望のオアシスなのだ。
 御書には「家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん」(同1374㌻)と示されている。
 御本尊まします各家庭も、苦難に負けない金剛の城である。妙法の音声を朗々と響かせて、和楽と幸福の光を広げゆこう!