【第18回】妙法は絶対の幸福の軌道 2016.6.8

法性の空に自在にとびゆく車をこそ・大白牛車とは申すなれ、我より後に来り給はん人人は此の車にめされて霊山へ御出で有るべく候、日蓮も同じ車に乗りて御迎いにまかり向ふべく候  (大白牛車御消息、1584ページ)
 
(通解)
法性の空へ自在に飛びゆく車を大白牛車とはいうのである。私(日蓮)より後に来る人々は、この車に乗られて霊山へおいでになるがよい。その時、日蓮も同じ車に乗ってお迎えに向かうであろう。
 
同志への指針
妙法を唱え、広布に走る生命には、三世永遠に壮大な幸福境涯が約束されている。
金銀等の七宝で飾られ、六万余の仏菩薩と共に法性の空を駆け巡る荘厳なる大白牛車は、その象徴だ。
御本仏が、この大白牛車で迎えに来てくださるとまで仰せである。生々世々、無量の福徳に満ち、「生も歓喜、死も歓喜」の境地に包まれゆくことを大確信されたい。