【第29回】 師弟共戦の旅路は永遠 (2016.8.19)

さても・さても去る十二日の難のとき貴辺たつのくちまで・つれさせ給い、しかのみならず腹を切らんと仰せられし事こそ不思議とも申すばかりなけれ  (四条金吾殿御消息、1113ページ)
 
(通解)
それにつけても、去る12日の難(文永8年9月12日の竜の口の法難)の時、あなた(四条金吾)は竜の口の刑場まで連れそってくださり、そればかりではなく、腹を切ろうと言われたことは、不思議といおうか、とても言い表せないほどである。
 
同志への指針
竜の口の法難で、日蓮大聖人にお供した四条金吾は、我ら壮年部の鑑である。いざという時に師子王の心で戦い抜くのが、創価の丈夫だ。
広布の黄金柱たるわが友よ! 信心に定年はない。年々歳々、生命の輝きを増していけるのが、我らの強みだ。
三世を荘厳する発迹顕本の人生劇を、我ら久遠の盟友は今日から、ここから、威風堂々と始めようではないか!