【第3回】 平和と幸福の開拓を我らの題目の音声から (2016.10.15)
青年は挑戦また挑戦なり
60年前の10月、山ロ開拓關争(かいたくとうそう)を開始(かいし)し、私は同志と広宣拡大(こうせんかくだい)の金字塔(きんじとう)を打ち立てた。
悪戦苦闘(あくせんくとう)する友とも語り合った。
「折伏は難事中の難事(なんじ)。だからこそ功德(くどく)も大きい。すぐできなくとも弱気になどなるまい。
明日また、がんばろう!」と。 翌朝、一緒(いっしょ)に勤行(ごんぎょう)し、「今日はできる!」と勇気を奮(ふる)い起こして、弘教を実らせた。
青年は挑戦(ちょうせん)また挑戦だ。一喜一憂(いっきいちゆう)せず、友のため、粘(ねば)り強く祈り、語り切ることだ。
御書には、「いまだこりず候」(1056ページ)と仰せである。 不屈(ふくつ)の行動で、今日も朗(ほが)らかに、平和と幸福の開拓を!
唱題を貫き信心の大確信を
戸田先生は、「青年の理念(りねん)、青年の情熱をもって、一生涯貫(いっしょうがいつらぬ)き通した人が、人間として一番偉いのだ」と教えてくださった。
青年部を卒業する宝友(ほうゆう)の健闘(けんとう)を讚(たた)えたい。偉大な歴史を残してくれた。これからも私と共に、後輩(こうはい)の道を開いてくれ給(たま)え!
日蓮大聖人は、「題目を唱うる人・如来(にょらい)の使(つかい)なリ、始中終(しちゅうじゅう)すてずして大難を・とをす人・如来(にょらい)の使(つかい)なり」(御書1181ページ)と御指南(ごしなん)された。
苦難(くなん)があればあるほど、題目の師子吼(ししく)を轟(とどろ)かせ、もう一歩、 執念(しゅうねん)を燃(も)やして、挑(いど)みゆくのだ。 そこに、信心の大確信が、必ずつかめる。世界の同志と心一つに、「もつと題目を!」との合言葉を揭(かか)げて勝ち抜こう!