【第3回】 勇気・誠実・団結で勝て! (2017.2.4)

暦の上で「立春」とはいえ、まだまだ寒い日が続く中、創価の宝友が新たな二月闘争に挑んでくれている。
日蓮大聖人は、地涌の菩薩を「大地の底にかくしをきたる真の弟子」(御書905ページ)とも明かされた。
世界広布新時代の今この時、躍り出た地涌の若人が、どれほど深い使命と宿縁を帯びていることか。
創価班、牙城会をはじめ、頼もしき男子部の皆さん!
白蓮グループをはじめ、清々しい女子部の皆さん!
そして、結成60周年へ走りゆく凜々しき男女学生部の皆さん!
未来の凱歌は、伸びゆく君たち、貴女たちのスクラムにある。
「青年を呼ぶのは、青年である。青年の心を揺さぶるものは、青年の叫びである」――恩師と同じ心で、私は皆さん方を絶対に信頼し、一切を見守っている。
また受験や卒業の季節であり、宝の未来部の友、一人一人に、温かくこまやかな励ましを送っていきたい。
 
御聖訓には、「夫れ須弥山の始を尋ぬれば一塵なり・大海の初は一露なり・一を重ぬれば二となり・二を重ぬれば三・乃至十・百・千・万・億・阿僧祇の母は唯・一なるべし」(同1237ページ)とある。
全ては、一人から始まる。
一人を激励し、育てる。一人と対話し、仏縁を結ぶ。
地道にして粘り強い、この執念の積み重ねこそが、創価の大勝利山を築き、広布の大海原を開くのだ。
大聖人は「日蓮さきがけしたり」(同910ページ)と仰せになられた。御本仏に直結する「先駆」の学会精神で戦い進む皆さん方を、諸天が護らないわけがない。
わが学会の誇りは、大変であればあるほど、一人立つ勇者が、いずこにも光っていることだ。
御書に照らし、先駆の労は、三世十方の全ての仏を供養したのと同じ、無量無辺の大功徳に包まれることを確信していただきたい。
 
勝利の方程式は、常に変わらない。
一人一人の「勇気ある信心」で勝つ!
一日一日の「誠実なる振る舞い」で勝つ!
そして、「異体同心の団結」で勝つ!
我ら創価家族は、不屈の負けじ魂で前進だ。
「青年拡大」へ、いよいよ仲良く、明るく、朗らかに、若き地涌の友を呼び出していこうではないか!