【第10回】 仲良く桜梅桃李の人華を (2017.2.15)

同じ目的へ、同じ心で
 
広宣流布は、皆が主役である。 創価の青年は、一人ももれなく、 尊(とうと)き地涌(じゆ)の菩薩(ぼさつ)である。
日蓮大聖人は、「法華経を持(たも)つ者は必ず皆仏なり仏を毀(そし)りては罪(つみ)を得(う)るなり」(御書13821ページ)仰せになられた。
 
同志を尊敬(そんけい)し、大事にする。 ここに、仏法の魂(たましい)があリ、学会精神がある。
広布の目的に向かって、仲良く学び、支え合う。その心が、充実した人生を開き、平和の連带を広げるのだ。
戸田先生は、「異体同心(いたいどうしん)の 『心』は、信心の心である」と教えられた。
異体同心の信心で進めば、 破(やぶ)れぬ壁(かべ)など断じてない。
 
励ましから生命は開花
 
先輩は後輩を、弟・妹のように 大切にし、安心と自信を持たせていただきたい。温かな言葉で労(ねぎら)い、讚(たた)えることだ。
御聖訓には、「桜(さくら)は桜、梅(うめ)は梅、桃(もも)は桃、李(すもも)は李と、おのおのの特質を改めることなく、そのままの姿で無作三身(むささんじん)の仏であると開き見ていくのである」(同 784ページ、通解)と仰せだ。
 
 
誰もが自分にしか成し得ない無限の可能性をもっている。
それを伸びやかに開花させゆく"芸術"が、励ましである。
励(はげ)ましの滋養(じよう)を送り続ければ、生命の大輪は必ず開く。
 我らの地域の青年スクラムに、桜梅桃李の人華(にんげ)を、爛漫(らんまん)と咲かせゆこう!