【第30回】 広布の行動は究極のロマン (2018.1.17)

「自他共の幸福」祈る人に
人は、人との関(かか)わりの中に生きている。だからこそ、自分が幸せになり、自分の周(まわ)りの人も幸せにする。これが大仏法だ。
女性の門下への御聖訓には、「因果倶時(いんがぐじ)」という蓮華(れんげ)の法理を通して、「此の経を持(たも)つ人は百人は百人ながら・千人は千人ながら・一人もかけず仏(ほとけ)に成(な)る」(御言1580ページ)と仰せである。
妙法を唱(とな)え、語り弘(ひろ)めて、自身と友の心に植(う)えゆく仏の種(たね)は、必ず福徳(ふくとく)の華(はな)と開くのだ。
人のための祈りと行動は、全部、自分に還(かえ)ってくる。境涯(きょうがい)が広がり、生命が強くなる。
青春は皆、悩(なや)みとの戦いだ。
共に励まし合い、自他共(じたとも)の「人間革命」を祈ろう!
 
仲良き連帯を広げよう!
戸田先生は語られた。
「最高の生命力を輝(かがや)かせて、人生の幸福を満喫(まんきつ)するために信心に励(はげ)むのである」と。
妙法を持つ女子部は、一人ももれなく「幸(さち)の天使」である。
華陽(かよう)の乙女(おとめ)たちの「ロマンの集い」が賑(にぎ)やかに行われる。
あの地この地の花咲く語らいを、私も妻も、婦人部の方々と共にうれしく見守っている。
仲良く楽しいところに、人は集まる。そこから希望が生まれ、信心の喜びもあふれる。
 
御金言には、「常(つな)にかたりあわせて」(同900ページ)と説かれる。
不思議(ふしぎ)な縁(えん)で結ばれた姉妹(しまい)と友情を広げ、栄光の青春を颯爽(さっそう)と謳歌(おうか)しゆかれることを!