2011-01-07から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 厳護 24 1月7日

山本伸一は、記念撮影のあとも、「創価班」のメンバーに語った。 「青年が成長していくには、甘えを捨てなくてはだめだ。 “責任は、壮年がもてばよいのだ”とか、“仕事が忙しいから、学会活動がおろそかになっても仕方がない”などという考えが微塵でもあれば…

小説「新・人間革命」 厳護 23 1月6日

新年勤行会が終わると、山本伸一は、学会本部の前庭に出て、前々日の十二月三十日に除幕式が行われた、「人間革命の歌」の碑の前に立った。 空は晴れていたが、風は冷たかった。 彼は、参加者や、役員として任務に就いていたメンバーに、「一緒に記念撮影を…

小説「新・人間革命」 厳護 22 1月5日

新年勤行会に集った同志たちは、創価学会の風雪と怒濤の大前進を思いながら、山本伸一に、じっと視線を注いだ。 「今や、日本国内にとどまらず、世界各地に、多くの地涌の菩薩が出現し、世界広布の盤石な基盤が整いました。 海外草創の同志は、言語も、文化…

小説「新・人間革命」 厳護 21 1月4日

山本伸一の指導には、烈々たる気迫があふれていた。 参加者は、荒波に厳としてそそり立つ巌のごとき大確信と、不撓不屈の決意を感じた。そして、“先生は、何か強く心に期されることがあるにちがいない。 自分も頑張らなければ!”と、武者震いしながら、固唾…

2011年1月号 巻頭言

皆が「人材」! 今日も「躍進」を 創価学会名誉会長 池田 大作 築きたり 創価の長城 盤石に 人材陣列 世界に揃いて 「宇宙は、これまでも、これからも、永遠に青年であり続ける!」 これは、ロシアの宇宙開発の父ツィオルコフスキーの洞察である。 宇宙には…