2017-12-16から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 八 2017年12月15日

九月六日付の「聖教新聞」には、十一月に徳島講堂の落成を記念して祝賀行事が行われ、山本伸一も出席する予定であることが報じられた。 伸一の行事出席の予告は異例のことであり、それは、いよいよ全国の同志とスクラムを組み、新たな前進を開始しようとする…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 七 2017年12月14日

正信会の僧たちは、相次いで宗門から擯斥されていった。 彼らは、広宣流布を口にしながら、ひたすら広布を進めてきた学会を「謗法」と断じ、尊い仏子である学会員を苛め抜き、僧俗和合を破壊してきた。 そして結局は、滔々たる広宣流布の大河の流れから離れ…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 六 2017年12月13日

山本伸一は、明石康国連事務次長とは十八回の会談を重ねることになる。 その間に、学会は、国連と協力して、「現代世界の核の脅威」展、「戦争と平和展」「現代世界の人権」展などを、世界各地で開催していった。 さらに、一九九二年(平成四年)には、国連…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 五 2017年12月12日

十条潔が亡くなった十八日の夜には、十条家としての通夜が、また、翌十九日には告別式が営まれた。 さらに、二十三日夜には、創価学会本部葬の通夜が、翌二十四日には本部葬が、巣鴨の東京戸田記念講堂で厳粛に執り行われた。 山本伸一は、すべてに参列し、…