2018-07-09から1日間の記事一覧

【第26回】 白蓮の青春に幸薫れ(2018.7.5)

蓮華と申す花は菓と花と同時なり​​​​​ (上野尼御前御返事、1580ページ) <通解> (法華経に譬えられた)蓮華という花は菓(実)と花が同時である。 ​​ 同志への指針 因果具時の妙法を持つ女性には、そのまま仏の生命が涌現する。一人も欠けず絶対に幸福に…

7月8日  「勇気ある信心」を今こそ

大いなる理想に向かって進む「向上の人生」―― その人には、いつも希望がある。充実がある。感動がある。 内面からあふれ出る生命の輝きがあり、何ともいえない魅力がある。 人間は、孤独に陥り、自分ばかりが大変なのだと思うと、悲観的になり、心も弱くなっ…

6月17日  きょう父の日 人生の勝利王たれ

社会的には、どういう立場であれ、父は父である。 父それ自体が偉大なのである。 父であるならば、父としての責務と、皆を守り包容していく偉大な心であれ! 妻にも、子どもにも、幸福と安穏を贈り、人生の深き道を教えていくのが、偉大な父としての使命であ…

2018年6月2日 成長と幸福は「挑戦」の中に

大宇宙の万物が、挑戦を続ける。 花は、懸命に深雪を割いて新芽を出し、波は、体当たりを重ねて巌を削り、太陽は、日々、暁闇を破って躍り出る。 人が見ようが、見まいが、己が使命を果たさんと、黙々と、忍耐強く、労作業を繰り返す。 挑戦! 挑戦! 挑戦!…

小説「新・人間革命」〉 誓願 八十七 2018年7月7日

山本伸一は、広布に走った。 "権威主義、教条主義の宗門の鉄鎖から解き放たれた今こそ、世界広宣流布の壮大にして盤石な礎を築かねばならない。時が来たのだ! 新時代の希望の朝が訪れたのだ!" 彼は、西暦二〇〇〇年、つまり二十世紀中に、その布石を終える…

小説「新・人間革命」 誓願 八十六 2018年7月6日

山本伸一は、沖縄研修道場に集ったアジアの同志に、沖縄の同志に、そして、衛星中継で結ばれた日本の全同志に呼びかけた。 「わが創価家族は、『誠実』と『平等』と『信頼』のスクラムで、どこまでも進む。国境 もない。民族の違いもない。なんの隔てもない─…

小説「新・人間革命」 誓願 八十五 2018年7月5日

沖縄研修道場の開設にあたって、当初、ミサイルの発射台は、撤去する予定であった。それを聞くと、山本伸一は提案した。 「人類が愚かな戦争に明け暮れていた歴史の証拠として残してはどうだろうか。そして、この研修道場を世界の平和の象徴にしていこう!」…

小説「新・人間革命 誓願 八十四 2018年7月4日

沖縄には、「命どぅ宝」(命こそ宝)という生命尊厳の精神、また、「いちゃりば兄弟」(行き会えば、兄弟)という、開かれた友情の気風がみなぎっている。 「身命の儀、どの宝物よりも大切に存じ保養いたすべく候」(注)とは、琉球の名指導者・蔡温の言葉で…

小説「新・人間革命」 誓願 八十三 2018年7月3日

山本伸一は、さらに沖縄の幹部に言った。 「若い力を大切にし、一人ひとりを抱きかかえるように、磨き、育てていくんだよ。放っておいては人は育ちません。 先輩は、後輩と一緒に祈り、共に御書を研鑽し、共に家庭訪問や弘教に歩き、徹底して信・行・学を教…

小説「新・人間革命」 誓願 八十二 2018年7月2日

第一回SGIアジア総会三日目の二十七日には、アジア十五カ国・地域二百五十人と、沖縄をはじめ、日本の同志が参加して、アジア総会並びに平和音楽祭が、本部幹部会、沖縄県総会の意義を込めて盛大に行われた。 沖縄は、ちょうど、本土復帰二十周年を迎え、…