2007-09-24から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 懸け橋47  9月24日

再び特急寝台列車「赤い矢」号でレニングラードを発った山本伸一が、モスクワに着いたのは翌十五日の朝であった。 モスクワは初冬を思わせる気温であった。 そして、正午には、ホテルを出発し、宗教都市・ザゴルスク市(現在のセルギエフ・パッサード市)へ…

小説「新・人間革命」  9月22日 懸け橋46

レニングラードに別れを告げる時は、刻々と近づきつつあった。伸一たちは、この日の夜行列車で、モスクワに戻ることになっていたのである。 午後七時から、伸一の一行が宿泊したホテルで、対文連レニングラード支部主催の夕食会が行われた。 冒頭、対文連の…

巻頭言 2007・10月号

巻頭言 「生涯青春」の多宝の友、万歳! 慧光照 寿命無数の わが生命 恐れることなし 悔いるものなし 「たえず変化し、新しくなり、若返り、停滞しないようにするのが人間じゃないか」-私の好きな大文豪ゲーテの言葉である。こう語ったとき、ゲーテは八十歳…

きょうの聖教新聞  2007・9・24

★名字の言 ▼人を人とも思わない卑劣ないじめ。青少年にが引き起こした事件に心が痛む。取り巻く大人社会の責任も重い ▼哲学者ソクラテスの言葉に「人間嫌い」と。なぜ、そうなるのか。「(人間についての)心得もなしに、ある人を盲信し、その人がまったく真…