2008-07-08から1日間の記事一覧

小説「新・人間革命」 共鳴音43 7月8日

レイモンド・ゴードンは考え、悩んだ。 “もし、イギリスに帰るとなれば、今のスポーツ用品会社の取締役という職は失うことになる。向こうで今以上の収入がある、安定した仕事に就くことは難しい。 しかし、イギリス社会に仏法を伝え、人びとの幸福と平和のた…

小説「新・人間革命」 共鳴音42  7月7日

レイモンド・ゴードンは、仕事の関係で、住居を東京に移し、信濃町に家を借りた。 彼は、ここで信心することを決断した。一九七一年(昭和四十六年)七月のことである。 さらに、知人の日本人女性と結婚した。 小説『人間革命』を渡し、彼に仏法を教えてくれ…

小説「新・人間革命」 共鳴音41  7月5日

戦場でレイモンド・ゴードンが見たものは、退却した日本軍の累々たる屍であった。また、日本軍の攻撃でゴードンも部下を失った。 さらに彼は、マラリアにもかかった。 戦地で高熱にうなされながら、彼は思った。 “われわれは、なんと愚かなことをしているの…

2008年7月7日 聖教新聞  随筆人間世紀の光 164 「大三国志展」を見て 下   山本 伸一

2008年7月7日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 164 「大三国志展」を見て 下 山本 伸一 「誠実」に勝る外交なし 日中の 友好永遠 万万歳 「大三国志展」は、一昨年(二〇〇六年)、日中友好の新たな未来を開くため、私が王毅(おうき)・駐日中国大使(…

2008年7月6日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 163 「大三国志展」を見て 上   山本 伸一

2008年7月6日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 163 「大三国志展」を見て 上 山本 伸一 歴史とロマンの対話を師と共に 美の光 善の光の 創価かな 共に あげなむ 勝利の杯をば 「金(こがね)は大火にも焼けず大水にも漂わず朽ちず・鉄(くろがね)は水火…

きょうの聖教新聞  2008・7・8

★名字の言 ▼目が不自由な方のお宅を訪問した。いろいろとお話を伺っていたら、突然「将棋せえへんか?」と。話には聞いたことがある。「盲人将棋」だ。将棋は学生時代以来だ。「飛車角落ち」でお願いする ▼こちらは「4七銀」のように、どの駒をどこに置いた…