2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧
中心者は満々たる生命力で 創価学会の会合は、広宣流布を推進する仏の会座(えざ)であり、地涌の菩薩の集いである。 恩師・戸田先生は、どんな小さな会合も、いいかげんにしなかった。常に真剣だった。 「この会合に集った人から、すべて始まるのである。こ…
何があっても勝てる力 人間の生命には、いかなる苦難にも断じて屈しない力、断固と乗り越える底力がある。 日蓮大聖人は、そのことを御自身のお姿を通して教えてくださった。この仰せの通りに一切を勝ち越えてきたのが、創価学会である。 御義口伝には、「日…
リーダーは率先垂範 新しい風を起こそう! まず自分が勢いよく動くのだ。自分は「こう動いた」「こう挑戦した」という姿を示す。青年の率先垂範が、皆の心を軽くし、勇気の息吹を贈る。 とともに、リーダーは、サーチライトで照らすように、尊い学会員を、ね…
「誠実」は強し 友情は、人生の宝である。 友情ほど、美しいものはない。 友情の心は、仏法の人間主義と一致する。 自分から心を開いて明るく挨拶をし、誠実に接していくことだ。自らの聡明な振る舞いで、友情を深め、信頼を広げることができる。 真に人の心…
戦いは「先手」を打て 青春も人生も戦いである。いかなる戦いに臨んでも、大事なことは先手を打つことだ。「先んずれば人を制す」である。 手を打つべき時に打たないことを、後手という。後手は敗北だ。先手必勝である。 たとえ小さなことでも、決して手を抜…
「生命尊厳」の哲理を語れ 平和は、遠くにあるのではない。それは、わが足元から生まれる。一人の友と友情を結ぶところから始まる。 戦争の犠牲になってきたのは、常に青年である。ゆえに、青年が断固と平和への戦いを起こすのだ。若き平和の連帯を広げるの…
強盛なる祈りから出発 リーダーは、妙法への大確信に立つのだ。「祈りとして叶わざるなし」の御本尊である。長として、まず自らが祈り切っていこう! 戦い切っていこう! そして、同志のため、広宣流布のため、断じて勝ち切っていこう! 御聖訓に「此の御本…
全ての戦いの先頭に 「学会は人材をもって城となすのだ」とは、恩師・戸田城聖先生の不滅の叫びである。 我らの城は、人材が学び鍛えて、育ち伸びゆく城である。人材が人材をつくり、平和と文化と教育の陣列を広げゆく城である。 そして、人材が打って出て、…
正義によって立て 日蓮仏法の魂は、「立正安国」である。 大聖人は、人間を不幸にし、民衆を苦しめる魔性と真っ向から戦い抜かれた。 邪義を破ってこそ、正義を打ち立てることができる。この御本仏に直結する「破邪顕正」の大精神を、青年は燃え上がらせるこ…
世界広宣流布の先頭に 戸田先生と私の師弟でつくった学生部である。恩師は、その誕生を、それは喜ばれた。庶民の嘆きをわが嘆きとし、権力の魔性と真っ向から闘った恩師だからこそ、真の知勇兼備の指導者を待ち望んでおられたのである。 御聖訓には、世界広…
正しい人生の軌道を 女子部は、全員が幸福になってもらいたい。 これは、戸田先生と私の、師弟一体の祈りであり、願いである。 日蓮大聖人は「法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし」(御書1492ページ)と仰せである。若くして妙法を受持し…
座談会から出発 座談会は、創価の前進の生命線である。 私が戸田先生にお会いできたのも、座談会のおかげである。 広布発展の原動力は、一にも二にも、互いの顔が見える小単位の集いである。心と心を通わせる対話である。この一対一の絆を強固にしたから、学…
まず自らが人材に 「学会は、人材をもって城となすのだ」とは、恩師の師子吼である。 「人」で決まる。本物の「人材」がいれば、そこから勝利は広げられる。 「人がいない」と嘆く必要はない。 まず、自分が人材になればいい。 一人立てば、二人、三人と続く…
一人立つ真の勇者たれ 団結は力である。勝つために団結するのだ。 どうすれば、皆が団結できるのか。まず、リーダー自らが「一人立つ」ことだ。誰かではない。自分が毅然と立ち上がることである。 戸田先生は、「青年よ、一人立て! 二人は必ず立たん、三人…
すべては広宣流布のため 創価学会が目指す根本の目的は何か。 それは、人類の幸福と平和である。自他共に生きていること自体が愉快で、楽しいという境涯を開いていくことだ。 これが広宣流布であり、我らの大目的だ。 戸田先生は「この世から悲惨の二字をな…
第4回 学会は永遠に御書根本 (2012.3.19付 創価新報) 青年時代に教学を学べ 「行学の二道をはげみ候べし」(御書1361ページ)である。大切なのは、学び続けることだ。学んだ通りに実践することだ。 たとえ、学んだことを忘れてしまっても、必ず何かが残る…
第3回 法華経の兵法──祈って勝つ!(2012.3.5付 創価新報) 祈りから始めよ まず祈ることだ。真剣に祈ることから始めるのだ。なぜ祈るのか。自分を最も強くし、自身の力を最大に出すためである。 日蓮大聖人は「法華経の剣は信心のけなげ(勇)なる人こそ用…
第2回 朗らかに仏法を語れ (2012.2.14付 創価新報) 心の大地に幸福の種を 折伏は、勇気である。仏法の偉大さと信心の素晴らしさを、自信満々と語り抜いていくことだ。 日蓮大聖人は、「法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり」(御書552ペ…
2013年 新年メッセージ SGIグラフ 世界を包め! 異体同心の連帯で 創価学会インタナショナル会長 池田大作 平和と幸福の連帯を大きく広げゆく、我らの「青年学会勝利の年」が晴れ晴れと開幕しました。 新たな1年も、わが誉れの同志の皆様、わが尊き友人の…
大白蓮華 2013年(平成25年)1月号(No.757) 巻頭言 わが生命に元初の旭日を 創価学会名誉会長 池田大作 人生の充実を勝ち取る秘訣(ひけつ)は、どこにあるか。 名作『母』や『大地』の作者で、障がいのある我が子を育みながら、平和と人道のために行動し…
山本伸一は、燃えていた。激しく燃えていた。 この八日間の愛媛県、香川県の訪問で、なんとしても、新生・四国の大前進のスタートを切ろうと思うと、情熱と闘魂が生命の底から噴き上げてくるのだ。 彼は、愛媛文化会館の恩師記念室で、四国総合長の森川一正…
午後四時過ぎ、山本伸一は、副会長の関久男、副会長で四国総合長の森川一正らと愛媛文化会館(現在の松山文化会館)に到着した。 伸一は、車を降りると、四国長の久米川誠太郎らに言った。 「今年は四国の年です。どんなに多忙を極めても、何度か、四国に来…
教学研鑽の息吹が、求道の炎が、日本全国、津々浦々を包んでいった。 一月十五日の上級登用試験の筆記試験に続いて、二十九日には、任用試験が実施された。 その結果、十一万五千人が合格し、教学部員に登用されたのである。 そして、二月五日には、上級登用…
「教学の年」第二年となったこの年、山本伸一は、年頭から教学部に最も力を注いできた。 一月六日には、新春本部幹部会に先立って行われた教学部師範会議に出席した。 師範は、一九七一年(昭和四十六年)に設けられたもので、教学力、実践力に優れ、教学の…
第二東京本部の婦人部勤行会で山本伸一は、こう話を結んだ。 「先行きの見えぬ社会であり、人びとの不安は広がり、何が起こるかわからない時代の様相を呈しています。 しかし、強盛な祈りがあれば、何があっても、必ず変毒為薬していくことができる。 信仰と…
語るにつれて、山本伸一の言葉は、勢いづいていった。 「次に、御本尊の力を実感していくうえでも、祈念は具体的であることです。 また、日々、唱題の目標を決めて、挑戦していくこともいいでしょう。 祈りは必ず叶います。すると、それが歓喜となり、確信と…
自身の胸中に、「常楽我浄」の生命が滾々と湧き出ているならば、何ものをも恐れず、何があっても、悠々と、歓喜にあふれた日々を送ることができる。 山本伸一は、仏法で説く「遊楽」とは、財産や地位、名声、技能などがあり、健康であるといった相対的なもの…
大勢の人が集まる会合が大動脈であるとするならば、小単位の学習・懇談、そして、個人指導は、毛細血管といえるかもしれない。 人体も、大動脈だけでは、体の隅々にまで血液を運ぶことはできない。 無数の毛細血管があってこそ、温かく、清らかな血が流れ通…
山本伸一は、「支部制」による新しき発展の原動力は、婦人部であると考えていた。 “一家の太陽”である婦人部が、明るく、楽しく、はつらつと学会活動に励み、功徳の花を咲かせ、幸せな家庭を築き上げていくなかにこそ、信心の尊き実証があり、広宣流布の前進…
山本伸一の声は、熱を帯びていった。 「ソ連の首脳も人民も人間です。中国の首脳も人民も人間です。その認識に立ち、『人類は、一つの共同体である』との国際世論を高めていくべきです。 そこに、明確な目標を定めて挑戦していただきたいんです。 国際社会に…