2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【第19回】 皆が元気に! 一歩前進の会合を 2012.11.7

中心者は満々たる生命力で 創価学会の会合は、広宣流布を推進する仏の会座(えざ)であり、地涌の菩薩の集いである。 恩師・戸田先生は、どんな小さな会合も、いいかげんにしなかった。常に真剣だった。 「この会合に集った人から、すべて始まるのである。こ…

【第18回】 創価と共に栄光の人生を (2012.10.17)

何があっても勝てる力 人間の生命には、いかなる苦難にも断じて屈しない力、断固と乗り越える底力がある。 日蓮大聖人は、そのことを御自身のお姿を通して教えてくださった。この仰せの通りに一切を勝ち越えてきたのが、創価学会である。 御義口伝には、「日…

【第17回】 仏法は振る舞いの中に (2012.10.3付 創価新報)

リーダーは率先垂範 新しい風を起こそう! まず自分が勢いよく動くのだ。自分は「こう動いた」「こう挑戦した」という姿を示す。青年の率先垂範が、皆の心を軽くし、勇気の息吹を贈る。 とともに、リーダーは、サーチライトで照らすように、尊い学会員を、ね…

【第16回】 継続は力 わが信念を貫け 2012.9.29

「誠実」は強し 友情は、人生の宝である。 友情ほど、美しいものはない。 友情の心は、仏法の人間主義と一致する。 自分から心を開いて明るく挨拶をし、誠実に接していくことだ。自らの聡明な振る舞いで、友情を深め、信頼を広げることができる。 真に人の心…

第15回 新たな拡大の歴史を築け (2012.9.5付 創価新報)

戦いは「先手」を打て 青春も人生も戦いである。いかなる戦いに臨んでも、大事なことは先手を打つことだ。「先んずれば人を制す」である。 手を打つべき時に打たないことを、後手という。後手は敗北だ。先手必勝である。 たとえ小さなことでも、決して手を抜…

第14回 平和とは勝ち取るものだ (2012.8.15付 創価新報)

「生命尊厳」の哲理を語れ 平和は、遠くにあるのではない。それは、わが足元から生まれる。一人の友と友情を結ぶところから始まる。 戦争の犠牲になってきたのは、常に青年である。ゆえに、青年が断固と平和への戦いを起こすのだ。若き平和の連帯を広げるの…

第13回 大確信のリーダーたれ (2012.7.30付 創価新報)

強盛なる祈りから出発 リーダーは、妙法への大確信に立つのだ。「祈りとして叶わざるなし」の御本尊である。長として、まず自らが祈り切っていこう! 戦い切っていこう! そして、同志のため、広宣流布のため、断じて勝ち切っていこう! 御聖訓に「此の御本…

第12回  君よ一人立て! 人材城の柱となれ! (2012. 7.18 創価新報)

全ての戦いの先頭に 「学会は人材をもって城となすのだ」とは、恩師・戸田城聖先生の不滅の叫びである。 我らの城は、人材が学び鍛えて、育ち伸びゆく城である。人材が人材をつくり、平和と文化と教育の陣列を広げゆく城である。 そして、人材が打って出て、…

第11回 破邪顕正こそ学会精神       (2012.7.2付 創価新報)

正義によって立て 日蓮仏法の魂は、「立正安国」である。 大聖人は、人間を不幸にし、民衆を苦しめる魔性と真っ向から戦い抜かれた。 邪義を破ってこそ、正義を打ち立てることができる。この御本仏に直結する「破邪顕正」の大精神を、青年は燃え上がらせるこ…

第10回 男女学生部よ 使命の青春を舞え      (2012.6.18付 創価新報)

世界広宣流布の先頭に 戸田先生と私の師弟でつくった学生部である。恩師は、その誕生を、それは喜ばれた。庶民の嘆きをわが嘆きとし、権力の魔性と真っ向から闘った恩師だからこそ、真の知勇兼備の指導者を待ち望んでおられたのである。 御聖訓には、世界広…

第9回 女子部は全員が幸福に        (2012.6.6付 創価新報)

正しい人生の軌道を 女子部は、全員が幸福になってもらいたい。 これは、戸田先生と私の、師弟一体の祈りであり、願いである。 日蓮大聖人は「法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし」(御書1492ページ)と仰せである。若くして妙法を受持し…

第8回 座談会は拡大の推進軸       (2012.5.14付 創価新報)

座談会から出発 座談会は、創価の前進の生命線である。 私が戸田先生にお会いできたのも、座談会のおかげである。 広布発展の原動力は、一にも二にも、互いの顔が見える小単位の集いである。心と心を通わせる対話である。この一対一の絆を強固にしたから、学…

第7回 人材を育てたところが勝つ    (2012.5.2付 創価新報)

まず自らが人材に 「学会は、人材をもって城となすのだ」とは、恩師の師子吼である。 「人」で決まる。本物の「人材」がいれば、そこから勝利は広げられる。 「人がいない」と嘆く必要はない。 まず、自分が人材になればいい。 一人立てば、二人、三人と続く…

第6回 団結は勝利の力  (2012.4.18付 創価新報)

一人立つ真の勇者たれ 団結は力である。勝つために団結するのだ。 どうすれば、皆が団結できるのか。まず、リーダー自らが「一人立つ」ことだ。誰かではない。自分が毅然と立ち上がることである。 戸田先生は、「青年よ、一人立て! 二人は必ず立たん、三人…

第5回 広布前進の大目標  (2012.4.4付 創価新報)

すべては広宣流布のため 創価学会が目指す根本の目的は何か。 それは、人類の幸福と平和である。自他共に生きていること自体が愉快で、楽しいという境涯を開いていくことだ。 これが広宣流布であり、我らの大目的だ。 戸田先生は「この世から悲惨の二字をな…

第4回 学会は永遠に御書根本 (2012.3.19付 創価新報)

第4回 学会は永遠に御書根本 (2012.3.19付 創価新報) 青年時代に教学を学べ 「行学の二道をはげみ候べし」(御書1361ページ)である。大切なのは、学び続けることだ。学んだ通りに実践することだ。 たとえ、学んだことを忘れてしまっても、必ず何かが残る…

第3回 法華経の兵法──祈って勝つ!(2012.3.5付 創価新報)

第3回 法華経の兵法──祈って勝つ!(2012.3.5付 創価新報) 祈りから始めよ まず祈ることだ。真剣に祈ることから始めるのだ。なぜ祈るのか。自分を最も強くし、自身の力を最大に出すためである。 日蓮大聖人は「法華経の剣は信心のけなげ(勇)なる人こそ用…

第2回 朗らかに仏法を語れ  (2012.2.14付 創価新報)

第2回 朗らかに仏法を語れ (2012.2.14付 創価新報) 心の大地に幸福の種を 折伏は、勇気である。仏法の偉大さと信心の素晴らしさを、自信満々と語り抜いていくことだ。 日蓮大聖人は、「法華経を耳にふれぬれば是を種として必ず仏になるなり」(御書552ペ…

2013年 新年メッセージ SGIグラフ

2013年 新年メッセージ SGIグラフ 世界を包め! 異体同心の連帯で 創価学会インタナショナル会長 池田大作 平和と幸福の連帯を大きく広げゆく、我らの「青年学会勝利の年」が晴れ晴れと開幕しました。 新たな1年も、わが誉れの同志の皆様、わが尊き友人の…

大白蓮華 2013年(平成25年)1月号(No.757)

大白蓮華 2013年(平成25年)1月号(No.757) 巻頭言 わが生命に元初の旭日を 創価学会名誉会長 池田大作 人生の充実を勝ち取る秘訣(ひけつ)は、どこにあるか。 名作『母』や『大地』の作者で、障がいのある我が子を育みながら、平和と人道のために行動し…

小説「新・人間革命」 2013年 1月1日 法旗 25

山本伸一は、燃えていた。激しく燃えていた。 この八日間の愛媛県、香川県の訪問で、なんとしても、新生・四国の大前進のスタートを切ろうと思うと、情熱と闘魂が生命の底から噴き上げてくるのだ。 彼は、愛媛文化会館の恩師記念室で、四国総合長の森川一正…

小説「新・人間革命」 2012年 12月29日 法旗 24

午後四時過ぎ、山本伸一は、副会長の関久男、副会長で四国総合長の森川一正らと愛媛文化会館(現在の松山文化会館)に到着した。 伸一は、車を降りると、四国長の久米川誠太郎らに言った。 「今年は四国の年です。どんなに多忙を極めても、何度か、四国に来…

小説「新・人間革命」 2012年 12月28日 法旗 23

教学研鑽の息吹が、求道の炎が、日本全国、津々浦々を包んでいった。 一月十五日の上級登用試験の筆記試験に続いて、二十九日には、任用試験が実施された。 その結果、十一万五千人が合格し、教学部員に登用されたのである。 そして、二月五日には、上級登用…

小説「新・人間革命」 2012年 12月27日 法旗 22

「教学の年」第二年となったこの年、山本伸一は、年頭から教学部に最も力を注いできた。 一月六日には、新春本部幹部会に先立って行われた教学部師範会議に出席した。 師範は、一九七一年(昭和四十六年)に設けられたもので、教学力、実践力に優れ、教学の…

小説「新・人間革命」 2012年 12月26日 法旗 21

第二東京本部の婦人部勤行会で山本伸一は、こう話を結んだ。 「先行きの見えぬ社会であり、人びとの不安は広がり、何が起こるかわからない時代の様相を呈しています。 しかし、強盛な祈りがあれば、何があっても、必ず変毒為薬していくことができる。 信仰と…

小説「新・人間革命」 2012年 12月25日 法旗 20

語るにつれて、山本伸一の言葉は、勢いづいていった。 「次に、御本尊の力を実感していくうえでも、祈念は具体的であることです。 また、日々、唱題の目標を決めて、挑戦していくこともいいでしょう。 祈りは必ず叶います。すると、それが歓喜となり、確信と…

小説「新・人間革命」 2012年 12月24日 法旗 19

自身の胸中に、「常楽我浄」の生命が滾々と湧き出ているならば、何ものをも恐れず、何があっても、悠々と、歓喜にあふれた日々を送ることができる。 山本伸一は、仏法で説く「遊楽」とは、財産や地位、名声、技能などがあり、健康であるといった相対的なもの…

小説「新・人間革命」 2012年 12月22日 法旗 18

大勢の人が集まる会合が大動脈であるとするならば、小単位の学習・懇談、そして、個人指導は、毛細血管といえるかもしれない。 人体も、大動脈だけでは、体の隅々にまで血液を運ぶことはできない。 無数の毛細血管があってこそ、温かく、清らかな血が流れ通…

小説「新・人間革命」 2012年 12月21日 法旗 17

山本伸一は、「支部制」による新しき発展の原動力は、婦人部であると考えていた。 “一家の太陽”である婦人部が、明るく、楽しく、はつらつと学会活動に励み、功徳の花を咲かせ、幸せな家庭を築き上げていくなかにこそ、信心の尊き実証があり、広宣流布の前進…

小説「新・人間革命」 2012年 12月20日 法旗 16

山本伸一の声は、熱を帯びていった。 「ソ連の首脳も人民も人間です。中国の首脳も人民も人間です。その認識に立ち、『人類は、一つの共同体である』との国際世論を高めていくべきです。 そこに、明確な目標を定めて挑戦していただきたいんです。 国際社会に…