若き君へ

【第21回】 執念で勝ちまくれ (2012.12.5付)

朝の祈りで勝つ 朝が勝負である。昇りゆく旭日の勢いで、きょうをスタートするのだ。勤行・唱題は、生命を蘇らせる暁鐘である。忙しくなるほど、戦いが厳しくなるほど、朝に勝つのだ。朝の勝利から、青春の勝利の歴史を創ろう! あの大阪の戦いも、朝の祈り…

【第20回】 今こそ人材の流れを 2012.11.21

人の長所を見つける 人材とは、見つけて、育てるものである。励まして、伸ばすものである。 皆、尊い地涌の菩薩である。その人の長所を見つけ、褒めていくのだ。その人の持ち味を、広宣流布のために生かしてもらうのだ。 リーダーは、自分の小さな尺度で人を…

【第19回】 皆が元気に! 一歩前進の会合を 2012.11.7

中心者は満々たる生命力で 創価学会の会合は、広宣流布を推進する仏の会座(えざ)であり、地涌の菩薩の集いである。 恩師・戸田先生は、どんな小さな会合も、いいかげんにしなかった。常に真剣だった。 「この会合に集った人から、すべて始まるのである。こ…

【第18回】 創価と共に栄光の人生を (2012.10.17)

何があっても勝てる力 人間の生命には、いかなる苦難にも断じて屈しない力、断固と乗り越える底力がある。 日蓮大聖人は、そのことを御自身のお姿を通して教えてくださった。この仰せの通りに一切を勝ち越えてきたのが、創価学会である。 御義口伝には、「日…

【第17回】 仏法は振る舞いの中に (2012.10.3付 創価新報)

リーダーは率先垂範 新しい風を起こそう! まず自分が勢いよく動くのだ。自分は「こう動いた」「こう挑戦した」という姿を示す。青年の率先垂範が、皆の心を軽くし、勇気の息吹を贈る。 とともに、リーダーは、サーチライトで照らすように、尊い学会員を、ね…

【第16回】 継続は力 わが信念を貫け 2012.9.29

「誠実」は強し 友情は、人生の宝である。 友情ほど、美しいものはない。 友情の心は、仏法の人間主義と一致する。 自分から心を開いて明るく挨拶をし、誠実に接していくことだ。自らの聡明な振る舞いで、友情を深め、信頼を広げることができる。 真に人の心…

第15回 新たな拡大の歴史を築け (2012.9.5付 創価新報)

戦いは「先手」を打て 青春も人生も戦いである。いかなる戦いに臨んでも、大事なことは先手を打つことだ。「先んずれば人を制す」である。 手を打つべき時に打たないことを、後手という。後手は敗北だ。先手必勝である。 たとえ小さなことでも、決して手を抜…

第14回 平和とは勝ち取るものだ (2012.8.15付 創価新報)

「生命尊厳」の哲理を語れ 平和は、遠くにあるのではない。それは、わが足元から生まれる。一人の友と友情を結ぶところから始まる。 戦争の犠牲になってきたのは、常に青年である。ゆえに、青年が断固と平和への戦いを起こすのだ。若き平和の連帯を広げるの…

第13回 大確信のリーダーたれ (2012.7.30付 創価新報)

強盛なる祈りから出発 リーダーは、妙法への大確信に立つのだ。「祈りとして叶わざるなし」の御本尊である。長として、まず自らが祈り切っていこう! 戦い切っていこう! そして、同志のため、広宣流布のため、断じて勝ち切っていこう! 御聖訓に「此の御本…

第12回  君よ一人立て! 人材城の柱となれ! (2012. 7.18 創価新報)

全ての戦いの先頭に 「学会は人材をもって城となすのだ」とは、恩師・戸田城聖先生の不滅の叫びである。 我らの城は、人材が学び鍛えて、育ち伸びゆく城である。人材が人材をつくり、平和と文化と教育の陣列を広げゆく城である。 そして、人材が打って出て、…

第11回 破邪顕正こそ学会精神       (2012.7.2付 創価新報)

正義によって立て 日蓮仏法の魂は、「立正安国」である。 大聖人は、人間を不幸にし、民衆を苦しめる魔性と真っ向から戦い抜かれた。 邪義を破ってこそ、正義を打ち立てることができる。この御本仏に直結する「破邪顕正」の大精神を、青年は燃え上がらせるこ…

第10回 男女学生部よ 使命の青春を舞え      (2012.6.18付 創価新報)

世界広宣流布の先頭に 戸田先生と私の師弟でつくった学生部である。恩師は、その誕生を、それは喜ばれた。庶民の嘆きをわが嘆きとし、権力の魔性と真っ向から闘った恩師だからこそ、真の知勇兼備の指導者を待ち望んでおられたのである。 御聖訓には、世界広…

第9回 女子部は全員が幸福に        (2012.6.6付 創価新報)

正しい人生の軌道を 女子部は、全員が幸福になってもらいたい。 これは、戸田先生と私の、師弟一体の祈りであり、願いである。 日蓮大聖人は「法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし」(御書1492ページ)と仰せである。若くして妙法を受持し…

第8回 座談会は拡大の推進軸       (2012.5.14付 創価新報)

座談会から出発 座談会は、創価の前進の生命線である。 私が戸田先生にお会いできたのも、座談会のおかげである。 広布発展の原動力は、一にも二にも、互いの顔が見える小単位の集いである。心と心を通わせる対話である。この一対一の絆を強固にしたから、学…

第7回 人材を育てたところが勝つ    (2012.5.2付 創価新報)

まず自らが人材に 「学会は、人材をもって城となすのだ」とは、恩師の師子吼である。 「人」で決まる。本物の「人材」がいれば、そこから勝利は広げられる。 「人がいない」と嘆く必要はない。 まず、自分が人材になればいい。 一人立てば、二人、三人と続く…

第6回 団結は勝利の力  (2012.4.18付 創価新報)

一人立つ真の勇者たれ 団結は力である。勝つために団結するのだ。 どうすれば、皆が団結できるのか。まず、リーダー自らが「一人立つ」ことだ。誰かではない。自分が毅然と立ち上がることである。 戸田先生は、「青年よ、一人立て! 二人は必ず立たん、三人…

 新社会人に贈る ㊦ (2012.5.22/23/24)

──仕事で失敗して、すっかり自信を失ってしまうこともあります。 名誉会長 失敗は、敗北ではありません。いな、青年には、失敗や悩みは、前進の証拠です。前に進んでいるからこそ、向かい風がある。転ぶこともある。でも、それで下を向いてしまわない。また…

 新社会人に贈る ㊤ (2012.5.22/23/24)

新しい人材の活躍こそ社会の希望 仕事と信心は別々ではない。仕事を最大に充実させる原動力が、信心なのです。 名誉会長 はじめに、先日(5月6日)の竜巻で被災された茨城、栃木の皆様方に、あらためて心からお見舞いを申し上げます。 本当に甚大な被害で…

[第3回] 人間を結べ! つながりは力   ㊦2012.3.27/28/29

──なかなか対話のきっかけがつかめない、という青年の声も聞きます。 名誉会長 あいさつは、それ自体、素晴らしい対話です。 かの釈尊も「自分から語りかける人」だったと言われています。あせらず、臆さず、元気なあいさつから始めればいいのです。 「おは…

[第3回] 人間を結べ! つながりは力  ㊥ 2012.3.27/28/29

「人のため」に今、何ができるか 青年の連帯が時代を変え、新しい価値を創造する ──池田先生は、ハーバード大学の著名な宗教学者ハービー・コックス博士と、仏法とキリスト教を結ぶ対話を重ねられ、『21世紀の平和と宗教を語る』を刊行されています。 博士は…

[第3回] 人間を結べ! つながりは力 ㊤ 2012.3.27/28/29

これまで以上に幸福に! 最も苦しむ人の心に、寄り添い続けるのが仏 ──東日本大震災から1年、被災地の同志は、池田先生が震災直後から贈り続けてくださった励ましを抱きしめ、苦難に耐えて、厳しい現実と戦ってきました。 東北は、聖教新聞の拡大でも全国模…

【第2回】 悩みと向き合う   (2012.2.15/16/17) ㊦

☆ ──悪い出来事が重なると、「ついてない。運が悪い」などと、嘆いてしまうものですが……。 名誉会長 そういう時こそ、強気でいくんです。魔という働きは、こちらの命が「困ったな。まいったな」と弱気になると、どんどん付け込んでくる。 題目を朗々と唱え、…

【第2回】 悩みと向き合う   (2012.2.15/16/17) ㊥

学べ! 学べ! 苦闘の中からも 心を変えるのは心です。自分が変われば、相手も必ず変わります ──東日本大震災より、まもなく1年になります。被災地では、青年たちがさまざまな困難や悩みを抱えながら一歩一歩、復興の先頭に立って奮闘しています。 名誉会長…

【第2回】 悩みと向き合う   (2012.2.15/16/17) ㊤

苦悩は歓喜に変えられる 恩師の大闘争を思えばそんな苦難にも耐えられる。断じて勝ち越えてみせる ──先月、掲載された第1回の「若き君へ」には、全国の多くの読者から反響が寄せられました。青年の世代はもちろん、壮年・婦人の方々にも、大きな喜びと感動…

第1回 「大人になる」とは(2012.1.9/10/11) ㊦

──広宣流布という「大願」と、自身の希望との関係は、どう捉えられるでしょうか。 名誉会長 青年が、今、どんな希望を抱いて戦っていくのかで、未来は決まります。 「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(同231㌻)です。 戸田先生は「青年は望み…

第1回 「大人になる」とは(2012.1.9/10/11) ㊤

未来はすべて青年のものです 大きな願いを立てればそれだけ大きな人生が開けていく ──今、全国で続々と青年が入会しています。 池田先生のお誕生日である1月2日も、各地で入会記念勤行会が行われ、多くの若き地涌の友が、創価家族の温かな祝福に包まれまし…