2012-04-15から1日間の記事一覧

大白蓮華 2012年(平成24年) 4月号 巻頭言

「友好の陽光(ひかり)を! 信頼の花また華を!」 創価学会名誉会長 池田大作 わが人生 一生 飾らむ 勝利して 春さながらの 太陽 浴びゆけ 「語り合うことが大事です。そこから新しい発見が必ず生まれます」 私の大切な友であるモスクワ大学のサドーヴニチィ…

大白蓮華 2012年(平成24年)3月号 巻頭言

「わが壮年部よ! 同志の城を頼む」 創価学会名誉会長 池田大作 君も勝て 我も勝ちなむ 断固して この一生を 勝利の賢者と 壮大なシルクロードの天地に伝わってきた格言に、「下り坂の後は必ず上り坂が来るように、男はどんな状況でも活路を見出す」とある。 …

大白蓮華 2012年(平成24年)2月号 巻頭言

華陽の青春は朗らかなり 創価学会名誉会長 池田大作 勝利 咲く 幸福のスクラム 女子部かな 尊き使命に 功徳 溢れむ 「文明とは何か?」—この大きな問いに、アメリカ・ルネサンスの哲人エマソンは、きっぱりと答えた。「それは、良き女性の力なり」と。 女性…

 教師こそ最大の教育環境なり ㊦2012.3.2/3

「教育のための社会」の旭日に 牧口先生 劣等生なんていない 皆が優等生になれる 学校全体の調和と発展を願う青年教育者の祈りは、児童・生徒を包み、さらに、その子どもたちに関わる教職員にも広がっていくものでしょう。 祈りの第2の項目は、「全教職員か…

 教師こそ最大の教育環境なり  ㊤ 2012.3.2/3

教育は子どもを信じ抜く戦い 青年教育者の誓願の祈り 全生徒から信頼される先生に 全教職員から信頼される先生に 全保護者から信頼される先生に 「教師こそ最大の教育環境なり」──これは、私が教育本部の皆さん方と深く共有する信念です。 まもなく卒業の季…

 青年から『共育』の新時代を  ㊦ (2012.2.1/2/3付 聖教新聞掲載)

努力し抜く命に人の努力は映る 社会事業の中で子どもの教育に携わった、アメリカの人権の母エレノア・ルーズベルトも語っています。 「人生に勇敢に真正面から取り組む人は、経験とともに成長するものです。人格は、このようにして築かれていくのです」と。 …

 青年から『共育』の新時代を  ㊤(2012.2.1/2/3付 聖教新聞掲載)

我らは永遠に「人間教育」が起点 厳しい寒さが続いております。各地で大雪の被害が甚大になり、雪の事故も起きていると伺っています。心よりお見舞い申し上げます。 また、こうした中、子どもたちの無事安全を、わが子以上に心配してくださっている教育本部…

[第3回] 人間を結べ! つながりは力   ㊦2012.3.27/28/29

──なかなか対話のきっかけがつかめない、という青年の声も聞きます。 名誉会長 あいさつは、それ自体、素晴らしい対話です。 かの釈尊も「自分から語りかける人」だったと言われています。あせらず、臆さず、元気なあいさつから始めればいいのです。 「おは…

[第3回] 人間を結べ! つながりは力  ㊥ 2012.3.27/28/29

「人のため」に今、何ができるか 青年の連帯が時代を変え、新しい価値を創造する ──池田先生は、ハーバード大学の著名な宗教学者ハービー・コックス博士と、仏法とキリスト教を結ぶ対話を重ねられ、『21世紀の平和と宗教を語る』を刊行されています。 博士は…

[第3回] 人間を結べ! つながりは力 ㊤ 2012.3.27/28/29

これまで以上に幸福に! 最も苦しむ人の心に、寄り添い続けるのが仏 ──東日本大震災から1年、被災地の同志は、池田先生が震災直後から贈り続けてくださった励ましを抱きしめ、苦難に耐えて、厳しい現実と戦ってきました。 東北は、聖教新聞の拡大でも全国模…

小説「新・人間革命」 人材城 5 2012年4月14日

山本伸一は、皆に視線を注ぎながら、言葉をついだ。 「しかし、入会した時から、広宣流布のために生きようと決意している人は、ほとんどいないでしょう。 皆さんも、最初は、経済苦や病苦などの悩みを解決したくて、信心をしたはずです。 つまり、多くの人は…

小説「新・人間革命」 人材城 4 2012年4月13日

山本伸一は、熊本の地から、多くの人材が育ってほしかった。それだけに、彼の言葉には、熱がこもっていった。 「先輩幹部が、後輩の奥底の一念を見極めていくには、自身の生命に濁りがあってはならない。 わが生命の鏡が、曇っていたり、歪んでいたりすれば…

小説「新・人間革命」 人材城 3 2012年4月12日

山本伸一は、熊本文化会館で由来の碑の除幕を終え、部屋に入ると、次々に句を詠み、色紙に認めていった。 そして、ほどなく、県長ら十人ほどのメンバーと懇談会をもった。 「皆さんに贈るために、句を詠みました。 『勝城山 広布の万年 築きたり』 これは、…

小説「新・人間革命」 人材城 2  2012年4月11日

熊本県青年部長の勝山平八郎は、山本伸一に指名され、会館の由来を三行ほど読んだ時、言葉がつかえた。 「法旗翩翻と」の「翩翻」の読み方が、頭に浮かんで来ないのだ。思い出すまでに、二、三秒かかった。 さらに、その数行あとの「聳ゆ」でつまずき、最後…

小説「新・人間革命」 人材城 1 2012年4月10日

『人材を見つけよう! 人材を育てよう! 人材の創価城を築こう!』 山本伸一は、そう深く決意しながら、対話と励ましの指導旅を続けた。 中国・蜀漢の名宰相・諸葛孔明は、「国を治める道は、力を尽くし、優秀な人材を見出し、登用することにある」(注)と…