2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第3回 友情は宝なり    (2012.7.1付 未来ジャーナル)

「良き友」がいれば負けない? 古代ローマの哲学者 キケロ 友情は順境をいっそう輝かせ逆境を分かち担い合うことで軽減してくれる ──今、若き後継の友は、各地で「未来対話」を学び合い、皆で成長を誓い合っています。 「池田先生のお話を、直接、聞いている…

第1回 さあ 出発しよう!   2012.5.1

みんなが勝つために私はいます アメリカの民衆詩人ホイットマン 陽気に力強く大道を歩む。 今から後は幸運を求めない。 この私自身が幸運なのだ 池田先生の新連載「未来対話──君と歩む勝利の道」がスタートします。聞き手は、未来本部の代表らによる「未来対…

【第2回】   希望に燃えて 朗らかに (2013.1.13)

〈未来部の友へ〉 わが愛する未来部の皆さん! 新しい一年の出発、おめでとう! 尊い担当者の皆様、今年も、よろしくお願いします。 未来部の皆さんが、健康で、元気に、成長してくれていることが、私の一番の喜びです。 皆さんのことは、いつ、いかなる時も…

【第1回】   「健康」「功徳」「幸福」の花を (2013.1.6)

創価の新春は千客万来だ。学会本部にも、たくさんの方々がお越しくださった。 年頭から、広宣流布のために奮闘する友がいる。 雄々しく弘教に先駆する、世界の青年たちがいる。 希望に満ちて前進する様子を伺い、私はうれしい。 皆様のおかけで、新しい年を…

【第8回】 時間は宝  (2012.12.1)

もうすぐ2012年が終わり、2013年が始まります。 私にとって、この一年、新しい、そしてすばらしい語らいがありました。それは、この「きぼう新聞」で、毎月、みなさんと進めてきた、心と心の対話です。来年も、もっともっと語り合つていきましょう! みなさ…

【第7回】 良き出会いを結ぼう!    2012.11.1

みなさんは、最近、どんな出会いがありましたか? 運動会や遠足、体験学習、また家族で外出して、新しい出会いがあった人もいるでしょう。 「山は山に出会うことはできない。人は人に出会うことができる」 これは、ヨーロッパやアフリカで広く伝えられてきた…

【第6回】 読書は楽しい! (2012.10.1付 少年少女きぼう新聞)

秋は、大空がすみわたり、大地は豊かな実りをむかえます。私たちの命を支えてくれるお米をはじめ、真心こめて育てられた農作物もしゅうかくされます。 この大自然のリズムに合わせて、秋は、人間の心も体も大いに充実する季節です。 ですから、よく「スポー…

第5回 大きな心 大きな笑顔で! (2012.9.1付 少年少女きぼう新聞)

さあ、新学期の始まりです! みんな、元気ですか? まだまだ、暑い 日が続きます。熱中症や交通事故などに気をつけて、はつらつと前進してください。 前へ、前ヘ──これが学会つ子の精神です。 大空に輝く月が、一日一日、満ちて、満月になっていくように、私…

第4回 挑戦の夏に!   (2012.8.1付 少年少女きぼう新聞)

少年少女部のみなさん、新しい学年での1学期、よくがんばりましたね。 先日(7月15日)、行われた「創価ファミリー大会」でも、みなさん方の代表の活躍の姿と、すばらしい歌声の大合唱に、全国のお父さん、お母さん方も、世界のリーダーたちも、心から感激…

第3回 歌を歌おう!   (2012.7.1付 少年少女きぼう新聞)

みなさんは、アルメニア共和国という国の名前を聞いたことがありますか? 一度、世界地図を開いてみてください。 アジアとヨーロッパを結ぶ場所にある、美しい高原の国です。人びとには、他の国からの侵略など、苦難の歴史を勝ちこえた強さと明るさが光って…

第2回 朝を元気に!   (2012.6.1付 少年少女きぼう新聞)

少年少女部のみなさん、元気ですか? 今月も、この「少年少女きぼう新聞」で、大好きなみなさん方とお会いできて、私は、とってもうれしい。 今朝、みなさんは何時に起きましたか? がんばって、うんと早起きをした人もいると思います。それでも、もっと早起…

第1回 いっしょに進もう   2012.5.1

「少年少女きぼう新聞」の誕生、おめでとう! 少年少女部の「王子王女」のみなさんこそが、私の一番の「希望」です。 ですから、この新聞は、私にとっても、何よりの宝ものです。 私は、若いころ、師匠である戸田城聖先生のもとで、子どもたちのための月刊誌…

小説「新・人間革命」 2013年 1月19日 法旗 39

羽生直一は、入会はしたものの、ほとんど勤行もしなかった。 入会から数カ月が過ぎた冬のある日、小雪の舞うなか、集金のために山間部を車で走っていた。 車がすれ違うには、細心の注意を払い、徐行しなければならない狭い道であった。 急がなければと、アク…

小説「新・人間革命」 2013年 1月18日 法旗 38

スーパーマーケットを視察した山本伸一は、その足で、松山市郊外の土居町にある、初代松山長を務めた羽生直一の家を訪れた。 羽生は、妻のみさ子と共に、松山広布の中核として活躍し、多くの人材を育んできた。 市街で営んでいる家業の呉服店も繁盛し、地域…

小説「新・人間革命」 2013年 1月17日 法旗 37

愛媛滞在三日目となる一月十八日のメーン行事は、夜に行われる松山支部結成十八周年を祝賀する記念勤行会であった。 この日の昼過ぎ、山本伸一は四国長の久米川誠太郎や愛媛県の婦人部の代表ら数人で、市内のスーパーマーケットに出かけた。 スーパーを見れ…

小説「新・人間革命」 2013年 1月16日 法旗 36

広布第二章の「支部制」をもって、広宣流布の上げ潮をつくるうえで、それを破壊する元凶となるのが、同志間の怨嫉である。 ゆえに山本伸一は、その根本原因を明らかにし、怨嫉の根を絶っておきたかったのである。 「同志が互いに怨嫉し、憎み合ったり、足を…

小説「新・人間革命」 2013年 1月15日 法旗 35

雪山童子の仏教説話で見落としてはならないのは、童子が身を投げ出した相手が、羅刹(鬼)の姿を現じていたということだ。 そこには、法を求めるうえで、相手の人格や、社会的な地位や立場などによって、紛動されることがあってはならないとの、戒めの意味が…

小説「新・人間革命」 2013年 1月14日 法旗 34

山本伸一は、入会以来、さまざまな先輩幹部を見てきた。会合では壮士気取りで大言壮語するものの、酒や金銭等にだらしなく、乱れた生活の人もいた。 また、威張り散らし、多くの後輩の心を傷つける人もいた。地道な活動をせず、要領よく立ち回る人もいた。 …

小説「新・人間革命」 2013年 1月12日 法旗 33

万人に仏性があると確信する不軽菩薩は、迫害を覚悟のうえで二十四文字の法華経を説いた。 「我れは深く汝等を敬い、敢て軽慢せず。所以は何ん、汝等は皆な菩薩の道を行じて、当に作仏することを得べし」(法華経五五七ページ)と、礼拝・讃歎して歩いたので…

小説「新・人間革命」 2013年 1月11日 法旗 32

妙法を信じ切れないと、世間の法、つまり相対的なものの見方、考え方に陥っていく。 社会では、高い地位に就いた人や、権力、財力を手にした人が、周囲の人を蔑むことが少なくない。 反対に、自分より地位や権力、財力などがある人に対しては、ねたみや恨み…

小説「新・人間革命」 2013年 1月10日 法旗 31

創価学会の原点は、「われ地涌の菩薩なり」との、戸田城聖の獄中の悟達にある。 地涌の菩薩は、末法濁世の社会のあらゆるところで、それぞれがあるがままの姿で正法を弘め、仏法を行じていく。 この地涌の使命を自覚し、自分自身が今いる場所で、広宣流 布の…

小説「新・人間革命」 2013年 1月9日 法旗 30

十七日の夕方、山本伸一は、愛媛文化会館での県幹部会に出席した。 幹部会に彩りを添えたのは、婦人部と女子部の合唱団であった。 「厚田村」「熱原の三烈士」、そして「愛媛家族の歌」を披露すると、伸一は、盛んに拍手を送りながら言った。 「すごいね。日…

小説「新・人間革命」 2013年 1月8日 法旗 29

愛媛指導の二日目の朝、山本伸一が最初に顔を出したのが、愛媛文化会館の管理者室であった。 陰で黙々と会館を支えてくれている人にこそ、何度も会い、最大に讃え、励ましたかったのである。 昼前には、婦人部の幹部と活動の進め方などについて語り合ったあ…

小説「新・人間革命」 2013年 1月7日 法旗 28

県男子部長の木林周作の妻が、大声で泣く子どもを、一生懸命にあやしていた。彼女は、伸一を見ると、恐縮して頭を下げた。 「いいんです。赤ん坊は、泣くのが仕事のようなものですから。元気に育つよ」 部屋には、県事務長の妻で、会館の管理をしている築地…

小説「新・人間革命」 2013年 1月5日 法旗 27

愛媛県最高協議会での山本伸一の指導は、極めて具体的であった。 それは、一見、細かいことのように思えたかもしれないが、抽象的な話では、真意が伝わらないことが多いからだ。 指導は具体的であることが大切である。 協議会のあと、伸一は、愛媛文化会館の…

小説「新・人間革命」 2013年 1月4日 法旗 26

山本伸一は、心躍らせながら、愛媛文化会館内での県最高協議会に出席した。 彼は、県幹部育成のために、懸命に指導していった。 「いかなる社会、団体もそうですが、特に広宣流布を目的とする私たちは、連絡・報告は速やかでなければなりません。 学会の組織…

【第4回】 世界に広がる創価教育の光 ㊦  2012.9.21/22

子どもの幸福へ 心一つに団結! 学校はもとより、家庭にも、地域にも、社会にも、子どもたちを見守る、大人たちの温かくして深い眼差しが、これまでにもまして必要になっています。 不当な差別や激しい弾圧、理不尽ないじめに、勇気をもって「ノー!」と叫び…

【第4回】 世界に広がる創価教育の光 ㊤  2012.9.21/22

「いじめ」のない社会で「いのち」は輝く 南アフリカ マンデラ元大統領 人間は慈悲と肝要の存在だ。憎むことを後から学ぶのだ。ならば愛することも学べる。 私は幸運にも、19歳で希有の大教育者・戸田城聖先生にお会いすることができました。 残酷な戦争によ…

【第21回】 執念で勝ちまくれ (2012.12.5付)

朝の祈りで勝つ 朝が勝負である。昇りゆく旭日の勢いで、きょうをスタートするのだ。勤行・唱題は、生命を蘇らせる暁鐘である。忙しくなるほど、戦いが厳しくなるほど、朝に勝つのだ。朝の勝利から、青春の勝利の歴史を創ろう! あの大阪の戦いも、朝の祈り…

【第20回】 今こそ人材の流れを 2012.11.21

人の長所を見つける 人材とは、見つけて、育てるものである。励まして、伸ばすものである。 皆、尊い地涌の菩薩である。その人の長所を見つけ、褒めていくのだ。その人の持ち味を、広宣流布のために生かしてもらうのだ。 リーダーは、自分の小さな尺度で人を…