2017-01-16から1日間の記事一覧

大白蓮華 巻頭言 2017年1月号

青年とは発心の異名なり 池田大作 青年の青年たる証(あか)しとは、いったい何だろうか。 もとより年齢(ねんれい)では決まらない。信心の眼(まなこ)から見れば、今この時に、「発心」の生命を燃え上がらせていく人は、皆、妙法の青年なのだと、私は思う…

大白蓮華 巻頭言 2016年12月号

我らは不屈の朗らか長者なり 池田大作 わが師・戸田城聖先生の事業に、次から次へ試練(しれん)が襲(おそ)いかかる中で、私が深く拝(はい)した説話がある。 それは、熱原(あつはら)の法難の渦中(かちゅぅ)、迫害(はくがい)の盾(たて)となって、…

【第48回】 友の心に大歓喜の慈光を (2017.1.12)

竜女が成仏此れ一人にはあらず一切の女人の成仏をあらはす (開目抄、223ページ) (通解) 竜女の成仏は、竜女一人だけの成仏ではない。全ての女人の成仏を示している。 同志への指針 創価の女性は闇夜の希望の灯台だ。その笑顔は暗い世相を照らす光明であ…

小説「新・人間革命」 大山 十一 2017年1月14日

日蓮大聖人は、皆が等しく仏の生命を具えていることを明かされ、万人に成仏の道、すなわち絶対的幸福境涯の確立の道を示された。 つまり、「生命の尊厳」と「人間の平等」の根幹をなす法理を説かれたのである。 ゆえに、真実の仏法は、人類の平和建設の基を…

小説「新・人間革命」 大山 十 2017年1月13日

戸田城聖への追善の唱題のなか、山本伸一の瞼に、自分を見つめる恩師の顔がありありと浮かんだ。 師の声が耳朶に響いた。 「伸一、頼むぞ! 世界の広宣流布を。恐れるな! 堂々と使命の大道を征け!」 胸に勇気が湧いた。力が全身にたぎるのを覚えた。 “私は…

小説「新・人間革命」 大山 九 2017年1月12日

鮫島源治は学会の副会長であることから、追及の矛先は会長の山本伸一に向けられた。 宗門僧は、喧伝した。 「鮫島発言に明らかなように、学会も、山本会長も、なんの反省もしていない」 「宗門を誠心誠意、外護する気持ちなど、全くなかったのだ!」 学会側…

小説「新・人間革命」 大山 八 2017年1月11日

宗門僧たちは学会攻撃の材料探しに血眼になっていた。 年が明けると、学生部の幹部が「『学会が真実の正義の団体』であることを厳然と証明していきたい」と呼びかけたことを取り上げて、学会は反省がないと言いだした。 そして、一月二十八日には、第二回の…

小説「新・人間革命」 大山 七 2017年1月10日

インド、香港訪問を終えて、山本伸一の一行が成田空港に到着したのは、二月二十日午後七時のことであった。 伸一は、心に期していた。 “間もなく「七つの鐘」が鳴り終わり、二十一世紀への五年ごとの新しい歩みが始まる。 今こそ、力強く、その助走を開始す…