2013-07-13から1日間の記事一覧

【第27回】  さあ前進!皆が主役だ   (2012.7.7付)

前進する生命は、みずみずしい。これこそ、わが勇敢なる同志の姿である。 皆様は、万代にわたる広宣流布の基盤を築く歴史的な時に戦ってくださっている。私は、握手を交わし、肩を抱いて、最大の感謝を捧げ、讃えたい気持ちである。 戸田先生は語られた。 「…

【第26回】  心勇んで栄光の峰へ   (2013.6.30付)

にぎやかに広布へ進む皆様の一日一日は、歴史に輝きわたる偉大なる金字塔である。 今、そびえゆく総本部と共に、わが地域に、幸福の城が築かれ、人材の大城が建設されている。 これも全て、皆が真剣に、力を合わせて、祈り抜き、戦い切ってくださっているお…

【第25回】  尊い労苦は偉大な福運に (2012.6.22)

わが創価の友は、広宣流布ひとすじに、元気に奮闘されている。私は、「ご苦労さま!」「ありがとう!」と、一人ひとりを心から讃え、ねぎらって差し上げたい気持ちでいっぱいである。 世のため、人のために尊い汗を流し、地味で苦労が多い分、偉大な福運を積…

【第24回】  試練を越えて強くなれ! (2012.6.16)

人生は戦いだ。戦いは、自分でつくるものだ。それを乗り越えていくのも、ほかならぬ自分である。困難を避ける人間には何もできない。 大変な時ほど燃え上がる。これが学会精神である。正義の師弟の精神である。 人は、さまざまな試練を経て、鍛えられ、強く…

【第23回】  「師子王の心」で前進! (2012.6.8)

社会の繁栄も、世界の平和も、根本は人で決まる。 戸田先生は、広布の未来を展望して厳然と叫ばれた。 「学会は、人材をもって城となすのだ。断じて、人材の城を築くのだ!」 皆、大きな使命のある自分であることを、決して忘れてはならない。全てが、仏にな…

【第15回】 書けば未来が輝きだす!  (2013.7.1)

7月は、1年の折り返し地点です。マラソンでいえば、ここからが勝負です。 地球の北半球では夏。南半球では冬。 どちらも、若き生命のきたえの季節です。 日本中、世界中の未来部のみなさんが、健康で元気に成長していくよう祈りながら、きょうも私は書いて…

【第14回】 みんなの舞台は「世界」! (2013.6.1)

きょうは、目の前に、地球儀を置き、世界地図を開いて、いっしょにながめるような気持ちで、語らいを進めましょう! 今年も、5・3「創価学会の日」をお祝いして、世界のあの地この地で、明るく、にぎやかに記念の集いが行われました。 赤道のまわりの一年…

【第13回】 平和の三色旗とともに 2013-5-1

1年生のみなさん、学校は楽しいですか? 進級したみなさんも、元気かな? 5月は、空も風もさわやかな季節です。 木々の緑もあざやかな道を、いっしよに散歩するような気持ちで、語り合おう! きょうは、「平和」について、いっしょに考えたいと思います。 …

【第12回】 ししの子は負けない (2013.4.1)

Be Brave! 負けない心を 燃やして 平和の未来《あす》へ 出発だ…… 私は、少年部歌が大好きです。この歌をきくと、ますます元気がわいてきます。なぜなら、私の愛する少年少女部のみなさんの明るい笑顔がうかんでくるからです。 新入生のみなさん、ご…

【第15回】「正義の走者」は進む! (2013.7.1)

――7月21日から「未来部躍進月間」がスタートします。「読書感想文コンクール」や「英語スピーチコンテスト」の応募も始まり、皆、決意に燃えています。 池田名誉会長 10代の夏は、まさに生命が「躍進」するチャンスです。みんなが健康で、事故なく、 “挑戦…

【第14回】 いつも本とともに  (2013.6.1)

書で新たな自分を発見! ロシアの文豪 チェーホフ 書物の新しいページを一ページ、一ページ読むごとに、わたしはより豊かに、よりつよく、より高くなっていく ──6月は衣替えを行う学校も多く、未来部のメンバーは新たな気持ちで前進しています。 名誉会長 …

【第33回】 師子王のごとく! 大鷲のごとく! (2013.7.3)

青年の魂を打つ言論戦を 「哲学なき時代」である。「信念なき世相」である。人生いかに生きるべきか、社会はどうあるべきか、真に正しい思想とは何か――確信をもって語れる人は、どこにいるのか。 日蓮大聖人は、「此(こ)の経文(法華経)は一切経に勝(す…

【第7回】 学会活動は最高の善   (2013.7.4)

花は開いて果《このみ》となり・月は出でて必ずみち・燈《ともしび》は油をさせば光を増し・草木は雨ふればさかう《栄》・人は善根をなせば必ずさかう(上野殿御返事、1562㌻) 通解 花は咲いて果となり、月は出て必ず満ち、燈は油をさせば光を増し、草木は…

【第6回】 妙法の人は最高に尊貴(2013.6.27)

当起遠迎《とうきおんごう》とは必ず仏の如くに法華経の行者を敬う可しと云う経文なり(御義口伝、781㌻) 通解 (法華経の普賢菩薩勧発品の)「当起遠迎(当《まさ》に起《た》って遠く迎うべきこと)」とは、法華経の行者を必ず仏の如く敬っていきなさいと…

【第5回】 師弟は永遠に一体   (2013.6.21)

法華経を信じ候事は一閻浮提第一の聖人なり、其の名は十方の浄土にきこえぬ、定めて天地もしりぬらん・日蓮が弟子となのらせ給はば・いかなる悪鬼なりともよもしらぬよしは申さじとおぼすべし(妙心尼御前御返事、1480㌻) 通解 (日蓮は)法華経を信じ奉る…

小説「新・人間革命」 奮迅 60 2013年7月13日

川越地区の御書講義を雪のため早めに切り上げた山本伸一は、戸田城聖の自宅に向かった。地区の様子を報告しておきたかったのだ。 伸一は、日々の行動は、すべて戸田に報告していた。師匠に自分の戦いを知ってもらえることが嬉しかった。 そして、〝弟子とし…

小説「新・人間革命」 奮迅 59 2013年7月12日

山本伸一は、力強い声で壮年に語った。 「もう一つ、私が叫び抜いたのは、『宿命転換、境涯革命のための戦いを起こそう!』ということでした。 同志は皆、深刻な経済苦や病苦などをかかえ、苦しんでいました。 その宿命を転換し、幸福になるための信心であり…

小説「新・人間革命」 奮迅 58 2013年7月11日

男子部班長の山本伸一は、埼玉の志木支部川越地区、神奈川の鶴見支部市場地区での講義を続けながら、一九五二年(昭和二十七年)一月には、蒲田支部の支部幹事となり、あの二月闘争の指揮を執った。 そして、布陣が整ったばかりの、支部─地区─班─組のうち、…

小説「新・人間革命」 奮迅 57 2013年7月10日

川越地区の御書講義のあと、残った人たちから質問や相談を受けた山本伸一が、会場を出たのは午後十時近かった。 池袋行の終電車に乗った。車内には、数人の乗客がいるだけであった。赤い顔をして、座席にもたれかかり、大いびきをかいている人もいる。 伸一…

小説「新・人間革命」 奮迅 56 2013年7月9日

山本伸一は、学会の役職について、戸田城聖が語っていたことを、かいつまんで話した。 質問した青年は、「わかりました。頑張ります」と言って、笑顔で頷いた。 途中から話を聴いていた壮年が、前に来て、頭をかきながら言った。 「いやー、耳が痛い話です」…

小説「新・人間革命」 奮迅 55 2013年7月8日

質問した青年は、山本伸一の指導に、笑顔で頷いた。 伸一が青年の質問に答えていた時、会場に入って来た、背広姿の恰幅のよい壮年がいた。 この壮年は、繊維を取引する会社の社長をしており、「暇がないから」と言って、学会の役職に就くことを避けてきた。 …